2024年5月28日火曜日

図書館で借りた本と、自分で買った本について

 図書館で借りた本と、自分で買った本について。

図書館の本は無料で読めるが、貸出し期間が2週間と決められている。予約がなければ更に2週間延長も可能。ここまでは良い点。


図書館の本は通常、ビニール包装されて汚れないように保護されている。本を開く際に、この包装が邪魔をして、両手の指で押さえつけないとページが閉じてしまう。これが結構、力が要るので、疲れる。


そこで読書用のスタンドを使えば、手で押さえなくても良いのでは。(四六判以上の)単行本なら、確かにそうなんですが、小さな文庫や新書になると押さえられない。


なぜかと言うと、ビニール包装が本を開く邪魔をしているからです。これはイライラしますよ。


値段が高くてどうしても読みたい本だと、我慢して読みますが、数百円程度の本なら自分で買って読む方がストレスが掛からない。


70歳を過ぎると、重い本を本を手に持って読むのが辛いので、読書スタンドに本を置いて読むことが多いです。





四六判の本『時代の反逆者たち』青木理 河出書房新社 2024年

四六判の本『時代の反逆者たち』青木理 河出書房新社 2024年




それは図書館でもそうで、館内の視力の弱い人向けのテーブルに備え付けられた読書スタンドと、老眼鏡代わりの大きな丸いレンズスタンドを併用して、快適に読書が進みます。


40代から老眼が進み、老眼鏡のお世話にならないと新聞も読めない。だから、家でも読書の際には、老眼鏡を手放せません。


以上のような訳で、文庫と新書は購入して読むことが多くなりました。21世紀に入ってからは本の活字も大きくなり、読みやすくなったことは大変喜ばしい。


話は変わりますが、今から50年以上前の昭和年代の本を今見ると、ほとんどが小口や天地が日焼けして、ページを開くと、茶色になって、全体が暗く読みづらい。おまけに活字も小さい。本のカバーも染みがあったりする。


ここに昭和48年発行の新潮文庫「ヘンゼルとグレーテル グリム童話集」がありますが、上の段落で言ったことが、そのまま該当します。値段は140円。





ちなみに令和になって買った文庫本の値段は、薄いので500円〜700(+)。厚い本だと1000(+)前後します。



1、フランソワーズ・サガン『悲しみよ こんにちは』新潮文庫 令和4年 200ページ 520+


2、同上『ブラームスはお好き?』同上 令和6年 207ページ 710+


3、トーマス・マン『魔の山』(上・下)同上 令和3年 ()710ページ 1000+税、()806ページ 1050+