2014年3月19日水曜日

英語の原書が読みたい その2

とりあえず、10年ほど前から、主にブックオフの105円コーナーで見つけて買ったペーパーバックスの画像をご披露します。PCの画面コピーなので小さいですが。

 次のは背表紙。
一番最後のスティーブン・キングの本だけはハードカバーです。
文藝春秋などの月刊誌よりも二回りほど大きい(たぶんB5サイズか)。
これには4つの中編小説が収められていて、邦訳は新潮文庫から2冊の形で出ています。
1.スタンド・バイ・ミー 恐怖の四季 秋冬編
2.ゴールデン・ボーイ 恐怖の四季 春夏編

つい最近、NHKの衛星放送で1の映画を見ました。タイトル曲が大好きです。
2に含まれる小説も「ショーシャンクの空に」という感動的な映画に。
参考:スティーブン・キング原作映画ベスト10

後者については、刑務所の中で主人公がレコードの曲を流す場面が特に印象的です。モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」より女声二重唱「そよかぜに」。

集めたペーパーバックスの中で図書館に寄贈したものがあります。
「ボーン・アイデンティティ」などの映画の原作「ジェイソン・ボーン」シリーズが10冊ほど。これを去年の8月に渡したのですが、今に至るまで、洋書コーナーに並ばないのを不思議に思って、どこに行ったのか尋(たず)ねると、思いがけない答えが。

函館には交通事故を起こして収監された人が主に入る少年刑務所があります。実は外国人の受刑者が読める本がないので、上の本がここに回されたそうです。

私の蔵書が日本語の本を読めない人の役に立ったことは誠に喜ばしいですね。

ちなみに、マンガ『刑務所の中』を描いた漫画家も、一時、函館のこの刑務所に入っていたと聞きます。

最後に、ペーパーバックスの何冊かの表紙だけを以下に掲載します。
邦訳は ジェフリー・アーチャー『100万ドルを取り返せ』新潮文庫
著者の処女長編。
邦訳は 『セックスとニューヨーク』ハヤカワ文庫

邦訳は ハインライン『夏への扉』ハヤカワ文庫と小尾芙佐の新訳版の2冊
新聞の英語教材として良く見かけるね、この本
アルフレッド・ベスター『虎よ、虎よ!』ハヤカワ文庫
John Christopher "Return to Earth",Oxford Bookworms
retold版レベル2(700語)のこの本、画家フランシス・ベーコン Francis Bacon の描いた叫ぶ絵(次のタイトル)に似ていますね。

ベラスケスの教皇インノケンティウス10世の肖像に基づく習作」(1953年)

去年の4月に東京国立近代美術館で「フランシス・ベーコン展」をやっていたので見に行きました。この時に残念だったのは、マンガ「月の光」(全4巻)で使われていたベーコンの画集の表紙に出てくる絵が今回は見られなかったことです。


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