2014年7月23日水曜日

2014年7月20日 花火大会(函館新聞社主催)

※花火撮影術の本の情報と、若干の誤りの訂正を追加しました。
(訂正箇所等には、「※」印を付けてあります)

第18回 函館新聞社 函館港花火大会~「海の日」制定記念

今年は7月20日(日)の午後7時20分に開催されました。天候は曇り。
7時45分打ち上げ開始~8時45分終了。
実況中継が地元の「FMいるか」のラジオ放送と、ケーブルテレビ「NCV」のテレビで放送されました。(テレビのダイジェスト版は今週毎日放送中)

心配していた雨も無く、花火大会は、つつがなく予定どおりに進みました。
只、上空に雲があり、風が強かったため、上空に上がった花火が港外の方向に流される傾向がありました。満開の花火の上が雲に隠れることも多々ありました。以下の画像で確認することが出来ます。

さて、花火の観覧場所は上の一行目のリンクで見ることが出来ます。
見物人は去年と同様の6万人と、主催者側の函館新聞社が発表しています。

私は当日、函館山の中腹にある元町公園に三脚を2台立てました。
具体的には、旧函館区公会堂の入り口付近の道路の港側にある柵(さく)の辺りです。

※追加情報。打ち上げ場所の「緑の島」から、撮影場所の元町公園までは、直線距離にして約1kmあります。函館市の市内地図で確認しました。ちなみに、緑の島から対岸の摩周丸までは約400m、同じく対岸の魚市場までは約300mです。
午後7時少し前に現地に到着。まだ日没前なので明るいです。但しカメラの露出時間を間違えて4秒にしたので、空が真っ白のピーカン状態です。(但し曇りなので、青空は初めから見えず)建物の少し上が函館港。

開会式の始まる7時20分頃には、日も沈み辺りは暗くなっています。


上の2枚の写真は、いずれも次のコンパクト・デジカメで撮影したもの。普段使うオート撮影モードなら手振れ補正が効くのに、この時は絞り優先にして、かつ手振れ補正を切りにした結果、見事にブレブレ。2枚目は何故こうなったのか全然見当も付きません。露出時間は両方とも8秒、同じく絞り値は F3.3。(機材:Panasonic DMC-TZ30。20倍ズーム)

花火の撮影には次の2台のカメラ等を使用しました。当然、三脚も2台。予備に、もう1台の計3台を軽自動車に積み込んで来た次第。

 後ろを振り向くと、旧函館区公会堂がライトアップされていた。ピンぼけ気味。
 花火の見物人(100人ほど)も続々集合。カメラを三脚にセットした人は20人くらいか。
  7時20分頃の撮影場所。以上3枚は EOS 7Dで撮影。
上下は同じ写真の向きを変えただけ。撮影は X-Pro1で。緑色の出ている箇所が街灯。水平線の十文字の中心付近に、小さく五稜郭タワーが(地元の人しか判別出来ないが)見える。
不思議な写真だが、これはシャッターを押した直後に、カメラの向きを横から縦に変えた結果。光跡が半円を描いている。

1.キヤノン EOS 7D + レンズ TAMRON 16-300mm F/3.5-6.3 Di Ⅱ VC PZD MACRO(約18.8倍ズーム、35mm換算25.6-480mm)

 いずれも今回の花火大会で使うべく、今月、カメラのキタムラ函館美原店で購入。カメラは中古ですが、レンズは新品です。レリーズは純正キヤノン リモートスイッチRS-80N3(約5千円)。NDフィルターはレンズに装着せず。

2.富士フイルム X-Pro1 + レンズ XF10-24mm F4 R OIS(超広角ズーム、
35mm換算15-36mm)

上と同様に、カメラは中古ですが、レンズは新品です。同じく同店で購入。(※ 訂正。レンズはヤフオクで中古を購入。消費税と送料込みで約8万円)

レリーズはキングのオートストップレリーズ30CM(1420円)。カメラのシャッターにネジ穴が切ってあり、そこに、このレリーズをねじ込みます。同じくNDフィルターは付けず。その理由は、単にAmazonに注文が間に合わなかったということ。

カメラは両者とも、センサーサイズが APS-C。センサーの違いは次のブログを参照してください。

 デジカメ ガバサク談義(たくき よしみつ氏)
(特に、「デジタル一眼購入ガイド 2014年夏版」)

実を申しますと、花火大会の前日に泥縄で「花火撮影テクニック」というブログを見つけて、にわか仕込みの知識を身につけて、あわてて対処した次第。
このブログの執筆者「金武 武」氏は次のカメラ雑誌にも花火撮影の記事を掲載しています。たまたま、数日前にブックオフで見つけて買ったもの。

 月刊「カメラマン」2011年8月号と同誌 2013年8月号。

 ※新刊で購入した「デジキャパ」2014年8月号(豪華付録付き)にも金武氏の花火撮影特集があります。

以下、説明抜きで、2台で合計700枚ほど撮った中から、何とか写っているものを掲載します。時間があったら、後から説明を補足したいと思います。

露出時間、上が20秒、下が12秒。焦点距離24mm(35mm換算で36mm)。
ホワイトバランスは太陽光。

露出時間、上が9秒、下が18秒。

露出時間、上が15秒、下が14秒。

以上の6枚は X-Pro1で撮影。これはカメラを縦置き専門にした。

一体に露出時間が長すぎて、空が明るくなり過ぎた。バルブ(Bulb)にするのを間違えて、絞り優先にしていた。絞り値はF10。焦点距離24mm(35mm換算で、以下同様)。ISO 200。これは明るすぎるので、ISO 100にすべきだった。

以下の20枚は EOS 7Dで横置きで撮影。バルブで、絞り値は全部 F13で統一。
同様にISO 100。焦点距離は、その都度変えた。
2台を三脚に付けて横並びに置いて、2つのレリーズを両手に持って、交互にシャッターを切った。

花火は意外と明るいので、ND(減光)フィルターをレンズに付けて撮るのが普通らしい。後から Amazon にND4とND8を一枚ずつ注文したら、合計5千円超!

唯一、打ち上げから満開までが一枚に収まっている写真。上の方は雲に隠れている。焦点距離:37mm。

上は露出時間が80秒。シャッターを押し込んだら、そのまま固定された。気が付いたら、こんな真っ白けに。明らかに露出オーバー。

※追加。この花びらみたいな形の花火はカメラの故障や失敗ではなく、こういう種類の花火であると判明。その情報は次のムックから得ました。

 金武 武『デジタルカメラ 超・花火撮影術』アストロノーツ 税込2160円
発行日 2014年6月23日(このムックのサイズはデジキャパと同じ、A4より少し小さい)
右の下辺りに見える灯台みたいのは、五稜郭タワー。右下はライトアップされた摩周丸の一部。露出時間:8秒。
上は露出時間が2秒。何やら立体的な感じがする。
露出時間は上が3秒、下が4秒。
上の2枚は強風で西の方向に花火が流されている。
上、露出時間:7秒。露出オーバーで下のが白くなってしまった。

上、露出時間:5秒。これも不思議な立体感が。
上、露出時間:7秒。相当明るい大玉だったのか。露出オーバーで真っ白け。
下側の真ん中辺りに、五稜郭タワーが見える。
上、露出時間:2秒。

上、露出時間:1秒。
この辺りから望遠側にズームしたらしい。露出時間は上が1秒、下が3秒。焦点距離 77mm。

花びらみたいな。露出時間:1秒。
動物シリーズの一枚(豚、カッパ、ネコ、カエルなど)。
最後のオリオン座みたいな点の集合は何なのか。割れる前の花火か?
手振れしているような気が。三脚に体が触れたのだろうか?

ポケットラジオを携帯していて、FMいるかの花火のメニューを確かめながら撮影をした。実はバルブにして、レリーズを使ったのは、生まれて初めて。只今62歳です。ちなみに7月4日(アメリカの独立記念日)が誕生日。

去年までは主にカメラの動画で花火を撮影していた。こうやって、一枚一枚をシャッターを切って、また切ってを連続して一時間。こういう花火の撮影スタイルは経験が無く、あっと言う間に終わってしまった。

一つの花火を大体、2秒から3秒くらいで写し取るには、この元町公園は向いていないと思う。その理由だが、打ち上げ場所の緑の島から直線距離にして2~3kmは(※地図で確認後、約1kmと判明)離れているから、花火の音が、ほとんど聞こえない。(※西風が強くて、音が消されたのかも)

これが魚市場や金森倉庫などの、緑の島から1km以内の撮影ポイントなら、打ち上げた時の音が聞こえた瞬間にシャッターを切り、レンズを開けて、花火が満開になった後にレンズを閉めるというタイミングで、丁度良い加減で花火の全体が写真に収まるのだろう。

次の機会だが、8月1日の函館港祭りの初日に函館市の花火大会がある。同じ場所で花火が打ち上げられるから、そのすぐ近くに、早めに行って撮影場所を確保して、より花火大会らしい写真を撮ることにしたい。

今回の花火大会が終わった後に、知人のカメラの経験者からアドバイスをいただいた。黒い茶筒のようなものを用意して、レンズにかぶせたり、取ったりして、複数の花火を一遍に一枚の写真に閉じ込めるテクニックだ。(多重露光?)

黒い布の袋でも代用できるので、それなら自宅にありそうだ。

8月1日には、写す専用のカメラは一台にして、サブ機を一台用意することにしようと思う。

今回の花火大会は全メニューを正味一時間で終了した。

バッテリーは1個で余裕があった。メモリカードも8GBが1枚ずつで間に合った。今回は両方とも予備を持参したが、使わずに済んだ。これが2時間だったら、それぞれ2倍が必要になるだろう。

2014年7月3日木曜日

XF56mmF1.2Rのボケ味。 ネコやら、お墓など適当に

前回に引き続き、富士フイルムのポートレート用レンズ XF56mmF1.2Rの試し撮りです。使用カメラは X-Pro1。

とにかく、このレンズは開放のボケが命! 被写体は何でも良いから、適当にレンズを向けて撮ってみました。撮影日は2014年5月18日(購入の翌日)。

我が家のペチカの前で。その上にガラスケースに入れた帆船模型を置いている。
壁に飾っている写真は2012年8月に撮影した七飯町大沼国定公園の駒ヶ岳。この公園は新日本三景のひとつ。撮影機材はニコンD5100+タムロン15倍ズームレンズ18-270mm F3.5-6.3 Di Ⅱ VC PZD (Model B008)。

 額の絵は函館在住の画家(名前失念)の作品。
 山岡荘八『徳川家康』、松本清張全集(抜けがある)、司馬遼太郎全集(相当抜けがある)、ヘミングウェイ全集(全巻揃い)、星新一の作品集(の一部)などを食器棚に飾っている。下の段にはカメラの参考書、カメラ雑誌など。この2枚はボケの性能とは関係なく、単なる自慢(にもならないが)。

 実家の裏口に、いつも寄ってくる野良猫。警戒心が強く、近づくとすぐに逃げる。
 実家の庭のスズラン。葉の緑がみずみずしい。

 私の母87歳。函館市松風町の大門(繁華街)にて、フリーマーケットを見ている。本来ポートレート用レンズは、こんな風に撮るものなんでしょうね。スナップですが。

 宝来町の飼い猫(7匹のうち)を許可をもらって撮影。但し玄関のガラス戸越しなので、あまりクリアでは無い。お前らネコたちもオレと同じで毎日「喰っちゃ寝」なんだろうな。


黒いビロードのような毛並みが美しいですね。顔は悪魔みたいだが。

お次は唐突だが、お墓を取り上げる。特に意味は無い。場所は函館市西部、函館山の麓(ふもと)にある船見町。名刹(めいさつ)高龍寺から山に向かって登り坂を上がる。外人墓地を過ぎて、通称「焼き場」(火葬場)の下の辺り。

上下いずれも絞りは F1.2の開放で。

 お墓の管理事務所。絞り F/1.4

 ちょっと変わった墓なので。下はその裏側。

写真が少し傾いてしまった。何回撮り直しても直立に写せなかった。地蔵の左肩の後ろに蜘蛛の巣が見える。
絞り F/1.2。下の写真は裏から見たところ。
上下とも絞り F/2.8

 函館山の中腹から函館港を望む。ここはフェリーや貨物船が行き来する通路だ。絞り F/3.2。ちなみに、海の向こう側は北斗市(旧・上磯町)。
中腹に咲く八重桜が見事だったので。絞り F/4。この2枚はボケと関係なし。

追伸
撮る写真が、ことごとく斜めになっているような。自分の平衡感覚に自信が持てなくなった。右肩が下がっているのだろうか? カメラ内の水準器で確認してみることにする。