2012年1月18日水曜日

iPad にデカいキーボードを接続する

タイトルの話題に入る前に大前提を一つお話しします。
まずは iPad に外付けキーボードを接続する方法には次の2つがあります。

1.無線接続 Bluetoothタイプのキーボードを使う
2.有線接続 USBタイプのキーボード(アダプタを介して接続する)を使う

次に今回使用する機材をご紹介します。
A.Apple社 iPad2 メモリ64GB(Wi-Fi のみ) ……USBの端子は本体には無い
B.リュウド(株)Bluetoothワイヤレスキーボード RBK-2100BTJ Ver.2.1
C.Microsoft Natural MultiMedia Keyboard 1.0A (10年前のPS/2接続)

これがBのBluetooth キーボードです(以下、Bと略す)。Apple社の iOS対応のキー配列になっています。これはWindows OS(Operating System = 基本ソフト)対応のキー配列とは10個程度キーの位置が異なります。

このデカいのが今回のタイトルのMicrosoft社のPS/2接続キーボード(以下、Cと略す)。いわゆるエルゴノミクス(ergonomics=人間工学)タイプで、キーが左右に大きく分かれているのが特徴です。詳しくは本ブログの「デカ過ぎるキーボード?」の項をご覧ください。これのキー配列はWindows PC(パソコン)のものです。

さて、iPad2にはUSBの端子が無いので、そのままではCを接続することが出来ません。次のアダプタを介することにより使えるようになります。
製品名は「5 in 1 Camera Connection Kit 」。去年の夏に新宿のとある店で4,980円で売っていたものです。Apple純正の iPad Camera Connection Kit を使っても結構です。


なお、このCには、更にPS/2をUSBに変換するケーブルを付けています。
もちろん、通常のUSBタイプのキーボードを使う場合は、変換ケーブルは不要です。
先に挙げたアダプタを介してCを接続したところ、上のようなメッセージが出て驚きます。でも、ちゃんと入力が出来ますので、ご安心ください。但し、初めに書いたようにキー配列がWindows PCの時と10個ほど異なっています。


それさえ認識していれば、あわてること無くタイピングが出来ます。なお、Windows PCのキー配列でタッチタイピング(=ブラインド・タッチ)に慣れている方は、異なるキーの位置は目視で入力することになります。そこだけ面倒ですね。


では、どのキーが iOSでは違っているのかを以下に説明します。ここではBの無線キーボードを例として使用しています。
写真が小さくて見づらいですが、青い文字のラベルを貼っているキーがあります。ちなみに、Bは2つ折りしてコンパクトになるケース付きの製品です。



ここで全角の漢字と、半角のアルファベットの切り替えをするには、次のようにします。「Windowsキー」(上では「win」)と「スペースキー」を同時に押します。USBキーボードでは、4つに分かれた旗のマークの付いたキーが「Windowsキー」です。


いわゆる「半角/全角(漢字)」キーを押しても切り替えが出来ませんので、ご注意願います。


今回のテーマは、これで終わりですが、参考までに、もう一つのワイヤレス・キーボード(のキー配列)をご紹介します。定価5,000円のiPad2用のケースとキーボードが一体になっている製品です。

 このケースは今、遊んでいます。なぜか? 本体を装着すると、きつくて外すのに苦労するからです。おまけにキータッチが浅くてペコペコしていて、おまけにキーとキーの間隔が、ほとんど無いため、押し間違いが多くてタッチ・タイピングが出来ません。
 商品名は明かしませんが、買ったのは失敗でした。まぁ、目でキーを見ながら入力する人なら使えるのかも知れませんが、私には合いません。キーボード歴30年の私には最悪のタッチと言えます。
 ご覧のようにキーの配置がWindows PCのそれとは一部(10個くらい)異なります。
キーの幅は15mmあるので通常のフルキーボードと同じ幅ですが、まるで、くっついているように密集しているので押しにくいのです。

えらい汚いものをお見せして失礼します。これがCのデカいキーボードのキーです。10年間のほこりが積りに積もっているので、後で掃除します。


キーの上の指が当たるところは窪んでいます。幅は12mmですが、指が吸い付くように当たるので、天国のような押し心地です。キーの底面の幅は18mm。

更にキーとキーの間隔が2mm近くあるので押し間違いが、まず無いのが特長です。押した時にカチャカチャ鳴るのも昔の機械式のタイプライターの感じが出ていて、私にとっては懐かしい。キーの沈み込みの具合が最高!!!

これを使ったら、ボードPCの無線キーボードなど触りたく無くなります。キーの窪みが全然ないに等しいので。


そうそう、「PCはマルチモニター化して常に辞書を表示させておけ」や「マウスは止めてトラックボールを使え」の明言を語る奥野氏の次の本は、キーボードについても非常に参考になりました。トラックボールは本当に良いよ。



本書のp.138に、こうあります。以下すべて、同書より引用。

(To Do 32)「キーボードは自分で選んだ押し心地のいいものを選べ
(SKILL 3 アウトプット――「型」と「道具」で自分を囲い込む)

 押した時の感覚が気持ちよければ「入力してみよう」という気持ちが起きてきます。

これは、あくまで僕の主観ですが、参考までに、押し心地でキーボードを分類すると次のようになります。

・メンブレン式……付属のキーボードに多い。ゴムの膜を押すような感じ
・メカニカル式……値段がやや高い。カチャカチャ鳴ってレトロな感じ
・パンタグラフ式……ノートパソコンに多い。浅くてペタペタした押し心地

(以上、引用終わり)

ちなみに著者の使っているのはダイヤテック製のメカニカル・キーボード「FKB-89J」(メーカー生産終了)。但し、私の使っているキーを左右に分割したデカいの(「エルゴノミクス・キーボード」)は未経験とのこと。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    なるほど勉強になります。押し心地のはなしをうかがい、ますますエルゴタイプのご紹介いただいたキーボードが欲しくなりました。

    ということで購入に踏み切りますので、結果後日報告させていただきます。

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  2. 私の経験上、メカニカル・キーボードこそ本物のキータッチ(感触)が味わえると信じます。ある程度のキーの沈み込みの高さがないと指に負担が掛かります。

    その点、「15年振りに甦ったPC-9821Xs」のキーボードは30万円以上しただけあって、キーボードも安物ではなく、ちゃんとしたメカニカル・キーボードを装備していました。

    今のデスクトップPCは、どれもメンブレン式のキーボードを使っています。最も使う頻度が高く、体に影響を与えるキーボードをコスト削減のためなのか軽視している姿勢は言語道断です。

    ノートPCの場合は、やむを得ないところもありますが、それでも家で大量の入力に使うのなら、せめて外付けの良いもの(=メカニカル式)に代えるべきです。

    ●メカニカル式のキーボードを一番安く手に入れる方法。

    リサイクル・ショップのケーブル類を置いているコーナーに行くと、昔のPCのキーボードも100円で売っています。

    この中から比較的新しいのを選んで買えばよろしい。メカニカル式がどんな感触かを安価に確かめることが出来ます。但し、PC-98シリーズのキーボードは現在のWindows PCとは互換性がないと思われますので注意が必要です。いわゆるDOS/VのPC用のを選んでください。

    とにかく、キーの感触の好き嫌いは自分で使ってみないと判りません。こればっかりは個人差があると思います。

    私のように8ビット時代からメカニカル・キーボードで慣れている人間は、他のでは満足できない体になってしまっています。

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