2013年3月29日金曜日

普段使いのコンデジのレンズにゴミが


図書館で面白そうな本を見つけた時、私は
いつも、こんな風にメモしています。

2008年の夏に約5万円で買った Sonyの
コンデジ(コンパクト・デジカメ) 1020万画素
CyberShot DSC-HX5V で本の表紙をパチリ。

光学10倍ズーム、パノラマ撮影、GPS機能など
他社にはない性能の良さに惹かれて購入。
ポシェットに入れても邪魔にならぬ大きさと軽さ。

あれから4年が過ぎて、中古ではヤフオクに
5000円で最近出品され、amazonでも1万円台程度。


さて先月、このHX5Vのレンズ内にゴミが数個
付いていることに気が付きました。写りは全く
変わらないのに、ゴミが影となって見えるので
大ショック。プリントしたら写真が台無し。

最初、レンズの表面にゴミが付いていると思い、
カメラのキタムラ函館美原店に持って行って
店員に見せたら、表面ではなく内部にある。
もしメーカーに修理を依頼すると1万円程度もすると。

その金額で新品で同等のコンデジなら楽に買えます。
仕方なく買い替えを検討しました。どうせなら、
10倍よりも倍率の高いコンデジが欲しいな。

Sonyの後継機種としては HX30V が 1820万画素、
光学20倍ズーム、GPSとWi-Fi機能と魅力的。

他社からは30倍ズームのコンデジも出ました。
Nikon COOLPIX S9300が1602万画素、光学18倍。(2012年8月)

その次のCOOLPIX S9400が1811万画素、光学18倍。
新製品 COOLPIX S9500が1811万画素、光学22倍。(2013年2月)
最後のはGPSとWi-Fi機能が付いています。
これらの値段は3万円代です。

Sonyを始め各社ともコンデジの馬鹿な画素数競争を相変わらず
続けています。ガバサク談義の「撮像素子の面積を比較する」
を読むと、画素数を多くすると、一画素あたりの受光量が少なくなり
情報量が少なくなるので、写真の画質が悪くなると書いています。

このブログの文章の中にNikon COOLPIX S9300(1602万画素、光学18倍)
が取り上げられています。撮像素子のサイズは最小の1/2.3型。この
サイズで1600万画素など笑止千万と言われています。

これを読んで、これらの高画素コンデジへの興味が一気に薄れました。
つまり、買う気も失せたということです。

ところで、最初のSony HX5V(1020万画素、1/2.4型)ですが
本体の上を数回軽く叩いたら、例のゴミが落ちて元のような
綺麗なレンズに戻りました。

これで無駄な出費も必要なくなり、めでたしめでたし。