2017年2月21日火曜日

WATERMANのマーブル万年筆2本組をゲット

ヤフオクで落札したものです。落札値は送料込みで8500円。
それが届いたのは 2017年2月7日。
現状は、カートリッジ無し、コンバーターも無し。純正のインクも無し。

ウォーターマン アポストロフィ グリーンマーブル&ブルーマーブル。

実はこのマーブルシリーズにはレッドもあったそうだ。既に生産終了、品切れ。

Amazonで検索したが、1万円以下のレッドマーブル万年筆は皆無。
4万円か5万円なら在るのですが、そこまでお金を出す気は無い。

別なメーカーで、似たようなレッドマーブルが無いか探索中。

どちらも私の好きな細字<F>だったので嬉しい。



ロシアの画家シャガールの絵で使われている青と緑に似ていると思う。

青いバイオリニスト」、「私と村」、他にも韓国語のサイトなど。

クリップの透かしと凝ったW(六角形内)がかっこいい。

翌日、Amazonでインク(ブルーグリーン)とコンバーター2個を注文。
数日後に届いて、この万年筆で使っています。

万年筆が30本に迫る勢いで増殖中

年が明けて、もうそろそろ2ヶ月が経とうとしています。
2月21日(火) 函館の最低・最高気温は、マイナス5度とマイナス1度。

春はまだ遠いですね。昨日降った雪は15~20cm。
今日は午後に晴れ間が見えたので、庭木に積もった雪を払いました。

さて、年頭に始めた万年筆での書写は、週に3回程度のペースで
続けています。原稿用紙3~4枚を約1時間で埋めています。
(慣れて来たのか、段々書く速度が上がり、昨日は1時間で5枚に)

1月に万年筆の数が1ダース程度だったのが、2月に入り
怒濤の勢いで倍増。現状はここまで来ました。


ヤフオクで入手した「18本差しのペンケース」から溢れています。
一番下の透明ケース入り「ふでdeまんねん」(ペン先角度:40度)の
予備も入れて、全部で26本。今月(2月)は、これで打ち止めの予定。

では在庫の棚卸しをしてみます。
説明無しのインクは全て、パイロット色彩雫(いろしずく)シリーズ。

A.ペンケース中央の主に値段の高いもの(ブラック軸など)
上から順に6本。ブランド名、名称、型番、字幅、インク、価格

A-1 セーラー プロフィット21 長刀研ぎ 中細 青墨 約3万円
(青墨(せいぼく)はセーラーのインク)
A-2 プラチナ #3776 バランス(ブラック) PTB-5000B-1 細字 紺碧 5163円
(名入れ old-sf-fan)

A-3 パイロット カスタム74(ブラック) 極細 朝顔 1万円+税
A-4 パイロット コクーン ボルドー(赤) 細字 函館カレー 3000円+税
(函館カレーは後述する、石田文具オリジナルのインク)
A-5 セーラー プロフィットふでDEまんねん 特殊ペン先 10-0212-740(紺) 2187円
(ペン先角度:55度)
A-6 セーラー ふでDEまんねん 特殊ペン先 11-0127-740(紺) 818円
(ペン先角度:40度)

B.ペンケース左側の透明軸
上から順に6本。ブランド名、名称、型番、字幅、インク、価格

B-1 プラチナ #3776 センチュリー ニースロゼ PNB-20000R#5-2 細字 1万5千円
(インク:PARKERのウォッシャブル・ブルー)定価は 2万円+税

B-2 ラミー サファリ スケルトン 中字 山ぶどう 4千円+税
B-3 プラチナ バランス スケルトン 細字 深海 3千円+税

B-4 パイロット プレラ 透明ライトグリーン 細字 函館山 3500円+税
(函館山(緑色)は後述する、石田文具オリジナルのインク)
B-5 パイロット プレラ 透明レッド/カリグラフィー(CM) つつじ 3500円+税
B-6 パイロット プレラ 透明ブルー/カリグラフィー(CM) 朝顔 3500円+税
 (上記のプレラ「色彩逢い・透明」は コンバーター付きなので、お買い得)

C.ペンケース右側のカラフルな軸
上から順に6本。ブランド名、名称、型番、字幅、インク、価格

C-1 ダイソー 万年筆 白軸 中字 カートリッジ青 108円
C-2 ダイソー 万年筆 シルバー 中字 深緑 108円
(シュミット用コンバーターを使用)

C-3 中国製(EZPart) 万年筆コクーン チタン 細字 紅葉 1980円
 天然木製(ローズウッド)、コンバーター付き

C-4 ウォーターマン アポストロフィ グリーンマーブル 細字
C-5 ウォーターマン アポストロフィ ブルーマーブル 細字
(ヤフオクで2本組 8500円、インクはそれぞれ WATERMANの

C-6 中国製(YIREN) 万年筆 赤マーブル龍 冬柿(橙色) 1034円
(コンバーター付きで、この値段! おまけに送料込み)
インクの出が豊富なので、アンダーライン専用に。
字を書くと太字になり、にじむ(紙を選ぶ)。

D.ペンケースから溢れた分
(12本差のペンケースに入れてある)
上から順に6本。ブランド名、名称、型番、字幅、インク、価格

D-1 無印良品 万年筆 細字 カートリッジ黒 1500円+税
D-2 COACH 万年筆(茶) 中字(MonoMax 2013/1 付録) 768円
(空のカートリッジに「山栗」をスポイトで注入)

D-3 FABER-CASTELL ベーシック カーボン 極細 竹炭 5400円+税
(ファーバーカステル専用コンバーター)

D-4 日経トレンディ 2017/2 付録 中字 紫式部 税込620円
(ペリカン用コンバーター使用)

D-5 プラチナ プレジール アイスホワイト 細字 1000円+税
(インク:パーカーのウォッシャブル・ブルー)

D-6 日経アソシエ 2015/11 付録 中字 月夜 税込750円
(ペリカン用コンバーター使用)

E.その他
(セーラーのペンケース(5本差)に入れた)
上の2本はボールペン。JETSTREAM 3色(0.5mm)と同 黒(0.7mm)。
一番下もボールペン。

E-1 パイロット カクノ 緑軸 中字 松露 1000円+税
E-2 パイロット カクノ グレー軸 細字 山栗 1000円+税


さて、冒頭の「羊革製ペンケース18本差」はヤフオクで落札した。
落札金額 3500円+送料1020円、合計4520円也。
上は三つ折りにしたもの。開くと次のようになる。
上下の保護カバーを取り除くと、こうなります。
柔らかくて軽く、バンドも付いていて大変便利。折りたたむとコンパクトに。

最後に、最近買った万年筆用のインクをご紹介します。紫式部、紅葉、新緑。
パイロット色彩雫(いろしずく)シリーズから3点。
函館市のお隣・七飯町(ななえちょう)七重浜(ななえはま)にある
道南最大の文房具店「石田文具(株)」で購入。


吸取紙のことを英語で blotter という。それを付ける木製の用具のことも
ブロッターと呼ぶ。同じ店で1400円+税。
上のつまみを握って、インクで書かれた原稿用紙に乗せて、軽く押すだけ。

同店オリジナルのインクも買った。セーラーで製造。
「函館カレー」という。函館のレストラン五島軒(ごとうけん)の
カレーの色を再現したもの。
写真が、ちょっとピンボケでした。

石田文具特製のインクには次の8種類があります。各50ml、税込2160円。
 函館八幡坂ブルー、函館カレー、ほっきーるーじゅ、函館がごめ
 函館トワイライトブルー、IAI135(遺愛135)、函館山、渋墨
(「趣味の文具箱」Vol.40 より P.70 に掲載)

ついでに、Amazonで買ったセーラーのペンケース(5本差)も。

左の茶革はパイロットのペンケース(3本差)6500円。

おまけ。
ダイソーの万年筆用のカートリッジ。108円で5個入り。
真ん中にあるのは、ダイソーのシルバー軸の万年筆。

2017年2月15日水曜日

第6回 江差・北前のひな語り

第6回 江差・北前のひな語り 2017/2/4(土)~3/20(月)

ここ江差町(えさしちょう)は、道南・渡島(おしま)半島の日本海側、桧山(ひやま)郡にあります。

江戸時代から鰊漁(ニシンりょう)で有名な町です。
函館市中心部からクルマで約2時間の距離。

歴史的建造物が立ち並ぶ、歴まち地区の各所で、ひな人形を展示中。
(国道228号線の一本、山側の道路沿い)

使用カメラ:FUJIFILM X-T1
使用レンズ:FUJIFILM XF10-24mm F4(APS-C)
フィルムシミュレーション:Velvia(Vivid)



北海道最古の神社の鳥居をくぐり、正面の本殿内部を見学しました。
入り口の左側。正面(この写真の右手)には御神体が安置されています。

入り口の右側。御神輿が置かれています」


3台並んだ雛壇の手前のテーブルの上にあった紙の内容。

以下、歴史的建造物が立ち並ぶ、歴まち地区の街道沿いを見て歩きます。

吊るし雛(びな)を飾っている店もあります。ぱんやベッキー(手作りパン)。
ガラスに映っている建物の写真は次にあります。

姥神(うばがみ)大神宮を出て左方向へ。佐々木病院の並び(海側)
右側の蔵のような建物、檜山(ひやま)商事蔵の玄関先に、ひな人形が置かれています。

ちなみに、海側の方向は順光で青空が見えています。

山田屋菓子舗。


和菓子屋の隣は、ウロコイ辻薬局。。
「ウロコイ」とは三角形の中に「イ」の字が入った屋号。

下は、薬局の左側(山側)。雪は大部少なくなった。




江差追分道場。玄関の額の文句は次のとおり。
 「鷗(かもめ)の鳴く音に ふと目をさまし
  あれが蝦夷地(えぞち)の山かいな」

いんやくストアー。生活民具ギャラリー。

髙橋金物店。



江差郵便局。その真向かいに北海道新聞社江差支局(次の画像)。


郵便局の右側に、岩崎自転車商会。

江差火薬店。次のは、その店内の雛壇。

一番下の段に、大工さんが使う墨壺(すみつぼ)が2個。


たじまや(田嶋屋)。洋服屋さんです。


最後に、雛壇が最も多く飾られている2箇所のうち、
江差町会所会館の内部を見て行きます。

入り口の左側。

これが入り口の右側。






 大規模な雛壇の集合で有名な店が、もう一箇所。

 姥神神社から海の方向に下ったところにある、
「壱番蔵」洋菓子屋さんです。2月15日はお休みの日でした。残念。