2012年7月10日火曜日

入院して神経移行手術を受けます

結局、4月に2度受診した函館市のO村病院に近々入院することにした。

担当のH田医師は「ああ言えば上祐」似だが、他に信頼する人も居ないので手術を頼んだ次第。

5月に手術を勧められていたが、両親や知人に手術以外の治療があるのではないかと言われ、2ヶ月を空費して、結果は手の筋肉が痩(や)せ、痛みが増し、握力が落ちて箸(はし)も持てなくなった。医師には指もみ厳禁と言われた。肘部管症候群の小指のしびれには指圧はやってはいけない!と。

今は寝る前に痛み止めのリリカという薬を服用しているが、大して効かない。
毎食後にビタミンB12を飲んでいるが、これも効果の程は疑問。

こうなると神仏に手術の成功を祈る以外に私に出来ることは無い。

今日は、入院の際に必要な洗面道具や下着、サンダルなどをドンキホーテで購入。費用は約1万円。

手術のことを考えると家に帰りたくなくて、夜はラッキーピエロ(ハンバーガーレストラン)に寄り、図書館から借りた次の本を一冊全部読破。周りの女子高生たちが、はしゃいで五月蠅(うるさ)い。食欲が無くて、ごまごまシェイク(割引で138円)のみ。

木村榮一『翻訳に遊ぶ』岩波書店 2012年
岩波書店の本は高い(これは2400円+税)。本当は座右に置きたいところだが。。。

入院している間にテレビの録画予約をしなくてはならないが、2年前に買ったPanasonicのブルーレイ・レコーダーの残り容量が後10時間。もうパンク状態なので、同じメーカーの後継機種をヤマダ電機で購入。6万円ちょっとで500GB、3番組同時録画出来る。ブルーレイディーガ BZT72030タイトル程の予約を新機種に入れ直した。

これに接続可能な外付HDD(2GB)も1台購入(1万円)。BUFFALO HD-LS2.0TU2J

生きて退院するつもりなので、最後のわがままとして散在した。
良く考えると本代の方が、遙かに安いな~~。

7月4日で還暦を迎えた今、年金を1円も受け取らずに、死ぬつもりは無い。

明日は電気の配電盤を40アンペアから30アンペアに交換してもらう。
これで電気代が月に500円程度安くなると北海道電力が言っていた。

明後日は函館北郵便局の年金相談に参加の予定。しつこく催促の電話が来る。

これまで入院したことは一度も無い。初めて体にメスを入れる。後遺症が心配だと周りは言うが、では何もしないで右手が使えなくなるのは、もっと困る。

慣れない左手でフォークを使う練習中。病院に持ち込める機械は携帯電話のみ。でも iPad2を携帯と偽って持ち込み、これに入れたアプリ 7notes で日記を書くつもり。これなら左手でもタッチペンで入力は何とかなるだろう。

入院期間は約2週間の予定なので、本を数冊持っていく。後は電池式のラジオ。することが無いので、4月から始めたラジオのハングル講座でも聴くか。

それにしてもカメラは右利き用しか売っていないことに今さらながらに気付く(シャッターは右手の人差し指で押すしかない)。

小さい病院ではネット接続も出来ないのが辛い。ケータイは通話専用のガラケーだし(スマホに非ず。定額通信料にも未加入)。当然ながら、Skypeで話も出来ない。

さて、入院中は誰にも邪魔されず、時間だけはタップリとあるので、大長編小説にでも挑戦してみるか。買ってはいるが未読の「カラマーゾフの兄弟」(光文社新訳文庫)とか、「寂聴訳源氏物語」(文庫10巻)。


それとも日蓮大聖人御書全集の3度目の全編拝読が良いか。
ユングの「赤の書」も、こういう機会でなければ読めないと思うし。

2012年7月1日日曜日

整骨院で拷問を受けた

6月29日に函館市本通のブックオフの隣にある岸波整骨院に初めて入り治療を受けた。知り合いから紹介されたところ。


ここは鍼灸(=しんきゅう、いわゆる針治療ね)もやっていて、保険も効くと受付で言われたので、未体験で不安ではあったが、とにかく小指のしびれ(肘部管症候群)を取りたくて治療を受けた次第。


はじめにそこの院長が来て、自慢話をひとくさり。この道30年、治療した人数は函館市の人口位(約20万人)と言う。いくらなんでもホラだろうとは思ったが、とにかく、それほど多くの人を救ったのなら、信頼できるかも。


最初に巨大な電気按摩機で電気を体に流される、12分間なぜか、うつぶせの状態で。変な音色が流れて、もんだり押したりといった感じ。これは全然痛くない。


次に先程の院長が再登場。うつぶせの状態で背中に針を打った。これも全く痛み無し。


ところが、それに続けて、私の背中から腕から小指まで、万力のような、ペンチで思い切り掴(つか)むみたいな強い力で(これ、嘘じゃない。ホントの話)、押したりつまんだりを、10分ほど続けてた。


これが痛いのなんのって、やくざの拷問に会っているような感じ。その際、こんな言いぐさを、「痛いところをツボと言うのだ」。そんなの聞いたことない。こちらが「痛い痛い」と悲鳴を上げ続けているのに、聴く耳持たぬ院長は、構わずに続ける。


次の日の朝、起きて右腕を見ると、でっかい青タン(内出血の跡)が直径5cmはある。場所は肩の下、肘(ひじ)の反対側で少し上の方。そこを少し押しても痛い。おまけに腕全体に細かい赤い斑点が沢山出来ていた。20個以上。いずれも治療前には無かったもの。更に上の青タンの部分の腕の裏側で肩の下あたりも触れると痛い。ここだって、治療の前には痛みなど無かった。


いやあ、ひどい目に遭った。もう二度と行きたくない。毎回こんなことをされるなんて、恐怖以外の何物でもない。ちなみに、初診料は2500円弱。


痛い思いをして金を取られるなんて、割に合わない。


実は私は血小板が普通の人より少なく、病名は「血小板減少症紫斑病」という。気がついたら、足や手に青タンが見つかることは日常茶飯事。


つまり、いったん血が出たら、なかなか止まらない。なので、ひげ剃りも細心の注意を払ってやっている。


上のような怖い思いをするところが函館にあるという事実(真実)を語りたくて、こう書いた。


そうそう、先程ネットで検索したら、血小板が少ない人は針治療をしない方が良いという意見があった。理由は内出血を起こすからだと。でも指圧で青タンが出来るほど強く押すなんて、あり得ないでしょ? と思ったら、そんな事例も載っていた。こんなのも。恐ろしや~恐ろしや~。


それで小指のしびれが止まったのなら良いけど、気のせいか前より酷(ひど)くなったみたいな気がする。