2016年5月15日日曜日

映画「せか猫」の函館ロケ地より その1

2016年5月14日(土)より全国公開されている
映画「世界から猫が消えたなら」(「せか猫」と略す)の
ロケ地・函館市から、映画に登場する風景を探すことにします。

映画館でもらった「函館ロケ地マップ」には掲載が無い、
函館湾内を一望する絶好の穴場を最初にご紹介します。

そこへの経路をポイントとなる場所の写真を元に
解説してまいります。

(1)スタート地点は弥生町の幸坂(さいわいざか)
バス停「弥生町」で降車。2ブロックほど元町方向に
戻ります。
坂を上がって、旧ロシア領事館の方向に向かいます。
この写真の位置は坂の上を前に見て、右側に当たります。

右手に消防署の建物があります。
その上はこうなっています。

左側の角にはサトウ理容店があります。

もう一段上がると、右手にこんな建物があります。

(2)白いビルを目指します。
坂の上の方はこうなっています。左に白い高いビルがあります。
そこまで登ります。

このビルの手前(下側)へ左折します。
右側に見える船見町第一町会館を過ぎて、最初の角を右折します。
また上り坂になっていて、道なりに30mほど登って行きます。
もう少し行って左折します。左には「エホバの証人の王国会館」が。

(3)この上を左折して、最後の坂を登ると目的地に着きます。
「エホバの(中略)会館」を過ぎて左折します。
更に坂道がありますが、この坂を登り切ったところが目的地です。
途中の風景を写真で見て行きます。

坂の中程で港の方を見下ろしたところ。
もうすぐです。道の奥の白いクルマがあるところが目的地。

(4)目的地から港を見る
次は目的地に立って港の方を見渡した時に見える風景。パノラマサイズ。

右側を拡大します。
画面の中央に連絡船・摩周丸、その左方向に五稜郭タワーが小さく見えます。
連絡船の下は「緑の島」(花火の打ち上げ場所)。

パノラマの左端の方は次のようになっています。
中央付近に見えるのは駒ヶ岳。七飯町(ななえちょう)大沼国定公園内にあります。

ここまでの撮影機材は次のとおり。
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4

(5)最後におまけとして、解像度の高いレンズで細部を見てみます。右から左方向へ。
使用機材:CANON 6D + EF180mm F3.5L MACRO USM







以上でご紹介を終わります。

2016年5月6日金曜日

函館蔦屋書店の2階に「桜」を発見!!!

函館市石川町の蔦屋(つたや)書店には毎週2回は訪れています。
主に火曜日と金曜日。映像コンシェルジュにお会いして
映像に関する諸々のアドバイスを受けることが目的です。

さて、4月29日(金)の夜8時に行ってみたら、2階のソファと
テーブルを置いているコーナーで、でっかいテーブルの真ん中から
桜の枝が突き出ているのに遭遇。

いつもポシェットに入れている Panasonic のコンデジ DMC-LX7 で
ワイド側から寄って、桜に迫ってみました。

このテーブルは複数の板を継いで一枚にしています。この下から桜の木が
出てくるとは思ってもみませんでした。粋な計らいですね。



 天井から下がっている点光源が丸ボケになっています。
上のマクロで撮った写真にも丸ボケが大きく写っています。
センサーサイズが 1/1.7インチと小さなコンデジでも、こんな
写真が撮れるのを確認できて嬉しいですね。

2016年5月5日木曜日

探検 寒川集落跡 その7 寒川へ下る

いよいよ寒川へ下るルートに差し掛かった。時刻は 12:24 。
雨が降った翌日などは大変危険なので、この先は絶対に行ってはならない。
このカラフルな印の右上に登って行く。足元が大変滑(すべ)りやすいので
細心の注意を払って行くこと。大体15mほど登る。道と呼べるようなものではない。
一輪草がこの辺りにも沢山咲いている。
登り切ったところ。疲れたので5分ほど一休み。時刻は 12:31 。
この辺り、まだロープは無い。私は滑って転んで3mほど落ちた。
ひじで何とか枝に掴(つか)まり止まったが、左の足が変な方向に
曲がって痛かった。骨折ではなく、捻挫(ねんざ)で済んだ。

しかし、ここで引き返すことは出来ない。先達の二人は先に行ってしまっている。
痛みをこらえて跡を追うしかない。

ご覧のとおり、傾斜は45度以上。
このように赤いリボンが目印になっている。
倒木の下をくぐって行く。赤いリボンがある。
ちょっと振り返って見た。
まだロープがない。このように手袋をしていないと手に怪我をする。
目の前に崖(がけ)が立ちはだかっている。危険な箇所(かしょ)。
右下はこうなっている。
もはや木も生えていない岩山。その上は下の写真のように。


岩山の下の方に降りてゆく。


ようやくロープが見つかる。この辺りで息が切れている。


歩いて降りると言うより、ロープを伝って滑り落ちるような感じ。


この写真を見ただけで息が苦しくなって来る。
ロープがすなわち命綱。テレビカメラを担いで行けるような所では無い。

まだ下の海岸までは、かなり降りなければならない。

海が大部近くになって来た。
拡大したところ。

ここから更に傾斜がきつくなる。ロープを掴まないと落ちる。
ジョギングシューズでは危険。滑る。登山靴を用意すべし。
この辺り、最大の難所では無い。もっと恐いところが待っている。



あともう少しで海岸だ。時刻は 12:45 。海岸に降りるまで約20分掛かった。
ここまでで寒川への片道が終了。次回は寒川の海岸線の岩場をしばらく歩く。

探検 寒川集落跡 その8」に続く。

「探検 寒川集落跡」 その6