2016年5月5日木曜日

探検 寒川集落跡 その7 寒川へ下る

いよいよ寒川へ下るルートに差し掛かった。時刻は 12:24 。
雨が降った翌日などは大変危険なので、この先は絶対に行ってはならない。
このカラフルな印の右上に登って行く。足元が大変滑(すべ)りやすいので
細心の注意を払って行くこと。大体15mほど登る。道と呼べるようなものではない。
一輪草がこの辺りにも沢山咲いている。
登り切ったところ。疲れたので5分ほど一休み。時刻は 12:31 。
この辺り、まだロープは無い。私は滑って転んで3mほど落ちた。
ひじで何とか枝に掴(つか)まり止まったが、左の足が変な方向に
曲がって痛かった。骨折ではなく、捻挫(ねんざ)で済んだ。

しかし、ここで引き返すことは出来ない。先達の二人は先に行ってしまっている。
痛みをこらえて跡を追うしかない。

ご覧のとおり、傾斜は45度以上。
このように赤いリボンが目印になっている。
倒木の下をくぐって行く。赤いリボンがある。
ちょっと振り返って見た。
まだロープがない。このように手袋をしていないと手に怪我をする。
目の前に崖(がけ)が立ちはだかっている。危険な箇所(かしょ)。
右下はこうなっている。
もはや木も生えていない岩山。その上は下の写真のように。


岩山の下の方に降りてゆく。


ようやくロープが見つかる。この辺りで息が切れている。


歩いて降りると言うより、ロープを伝って滑り落ちるような感じ。


この写真を見ただけで息が苦しくなって来る。
ロープがすなわち命綱。テレビカメラを担いで行けるような所では無い。

まだ下の海岸までは、かなり降りなければならない。

海が大部近くになって来た。
拡大したところ。

ここから更に傾斜がきつくなる。ロープを掴まないと落ちる。
ジョギングシューズでは危険。滑る。登山靴を用意すべし。
この辺り、最大の難所では無い。もっと恐いところが待っている。



あともう少しで海岸だ。時刻は 12:45 。海岸に降りるまで約20分掛かった。
ここまでで寒川への片道が終了。次回は寒川の海岸線の岩場をしばらく歩く。

探検 寒川集落跡 その8」に続く。

「探検 寒川集落跡」 その6 

3 件のコメント:

  1. 初めまして!寒川に行きたいなと思ってる者ですm(_ _)m
    「探検 寒川集落跡 その7」以降が見れないのですが…非公開にしてるんでしょうか?続きが気になります!

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    1. ご覧いただきありがとうございます。

      実はページの続きは、まだ作っておりません。
      これ以降の写真はもちろん、2016年の写真が保存されたハードディスクに残っています。

      ちょっと時間が掛かりますが、続きを今月中に作ろうと思います。

      なお、寒川への経路は急勾配がほとんどで、非常に危険です。
      一人では決して行かないで下さい。まむしも出ます。
      ピクニックに行くような軽装では怪我をするかも知れません。
      長袖・長ズボン、滑り止め付きの軍手、タオル、救急医療セット、
      飲料水のボトル、ロープ、帽子もあった方が良いと思います。

      雨が降った直後は、すべるので絶対行ってはなりません。

      私が行った時は経験者が先導してくれたので、後を付いて
      行きましたが、その7の直後に坂の上からすべり落ち、
      股裂き状態のように足がねじれて、ねんざのようになり
      痛みで歩くのが大変でした。幸い骨折しなかったので
      生きて家まで戻れました。

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  2. 返信ありがとうございます!更新されるのを楽しまにしています(^-^)
    ブログを閲覧する限り相当危険な場所だということが伝わりました…。行ってみたい気持ちもありますが、それくらいの覚悟と準備が必要なんですね…

    股裂き状態のようにって…相当ですね(*_*)骨折してなくて本当によかったです…。話を聞いていると恐ろしくなってきました。

    色々とお話していただいてありがとうございます!十分考えた上で、行くか行かないか決めたいと思います…

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