2012年6月28日木曜日

電子書籍「いきなりRAW現像」を購入しました

6月に ニコンの一眼レフ D5100のボディを「カメラのキタムラ」函館美原店から購入しました。 中古価格:39,800円。ちなみに、これで一眼レフは5台目。バッテリーがなぜか2個付いて来たので喜んだ。予備を買う必要が無くなったから。D5100用の型番は EN-EL14。Amazonで互換品を探したが、純正品と比べて、それほど安くはない。

さて、このカメラで写真を撮影する前にデータの保存形式を次のように設定。
RAW+FINE

RAWは生の意味でロウと発音する。カメラ内で処理した結果は JPEG形式で保存されるが、RAWは要するに加工前の生のデータである。JPEGの出来が悪い時は RAWをいぢれば思った通りに直せる可能性がある。それで保険を掛ける意味で両方のデータ形式で保存する訳だ。

FINEは画質の内で最高を示す。このカメラでは、この時の画像サイズは4928 x 3264 pixel(約1600万画素)となる。

なお、ニコンの一眼レフを買うと、付属のCDに次のソフトが入っている。
ViewNX2
これは簡易RAW現像ソフトである。別売の有料版としては Capture NX2 がある(定価は 16,000円ほど)。

ところで、後者の説明書はニコンのサイトから PDFの形で無料でダウンロードできる。

しかし、やはり紙の本で読む方が便利だ。そこで RAW現像の解説本をAmazonで探すと、これがバカ高い。定価の3~4倍の値段が付いている。

もっと安いのは無いかとネットで検索したところ、「ブック明日ストア」というサイトで「いきなりRAW現像」が税込み3,150円で出ていた。PDFの説明書とサンプルデータ付き。あっ、これは紙の本ではなく、電子書籍。でも思わず楽天カードで買ってしまった。いつもの衝動買い。


ダウンロードを始めて驚いた。データの量が半端でない。 1.4GBもあるのだ。その内、説明書は 764MB。画像が多いので、こんなにデカいのだ。PCに保存するのに 20分程度も掛かる。


★この電子書籍は買う前に次の点にご注意を。


AdobePhotoshopCS5または同CS6を使って説明しているので、それらを持っていないと宝の持ち腐れになる恐れがある。私は持っていないが、一応、RAW現像のやり方や考え方を学ぼうと思って買ったので、それでいいのだ。ぢゃーなくて、ホントは失敗したと泣いている。

2012年6月5日火曜日

ニコンD40で単焦点一本勝負

初心者用のデジタル一眼レフカメラ Nikon D40とレンズ2本をヤフオクで全部中古で買った話を前回しました。

そもそも何のために買ったのか? それはコンデジでは不可能に近い、背景がボケる写真を撮ってみたかったから。

先日はタムロンのAF18-270mm F/3.5-6.3 DiⅡ VC LD Aspherical [IF] Macro (モデル名 B003)を、D40に付けて、函館市の隣の北斗市(場所は旧大野町)にある八郎沼公園に行って、15倍ズームの望遠の性能を確かめて来ました。

今日は家の近所で、今回の話題のために、シグマ 30mm F1.4 EX DC という単焦点レンズをD40に付けて、ボケ味がどれほどのものかを試してみました。

これら2本のレンズ(D40もそうだが)を買うに当たっては、次の本と著者のブログを参考にしました(っていうか鵜呑みにした)。

たくき よしみつ『デジカメに1000万画素は必要ない』講談社現代新書 2008年

前置きが長くなりましたので、300枚ほど撮った中から、なんとか見られる(と思う)写真をお目に掛けます。なお、画質は3008X2000ドット(600万画素)を縦横0.3倍に縮小して902X600ドット(54万画素)にしたものを掲載した。

AUTOモードで撮影 露出時間1/80秒 F8.0 ISO400

桜の木の真ん中の部分が怪獣の頭みたい

ミツバチが忙しく働いていた

いわゆる玉ボケになるのかな、これは。逆光の木漏れ日がかすかに差していた。
日陰に生えるシダ植物?

左の子供が「あっカメラマンだ」と言ってくれたのが嬉しかった




マニュアル撮影 露出時間1/250秒 F10.0 ISO400
いやー、一日中晴れていて、実に気持ちの良い日だった。朝のうちは日光が強すぎて白飛び写真の山だったので、午後4時前の少しやわらいだ時間帯に撮り直した。

シグマの単焦点レンズ、良い味を出していて大満足です。次の題材はポートレートかな。

以下は今回使用した機材です。レンズ込み(ストラップも)の重さは 1.1kg程度。タムロンを付けた時は 1.2kgもあって、それまで経験したことのない重さで1時間持ち歩いたら疲れたが、今回は慣れたせいか、さほどの重さは感じなかった。一眼レフはグリップが深くて持ちやすい。下の写真はSONY DSC-HX5V(200g)で撮影。





2012年6月3日日曜日

5月にデジタルカメラを4台買いました

内訳は新品が2台、中古が2台です。

1.Nikon 1 J1 ダブルズームレンズキット 49,800円-下取り1,500円+5年保証2,415円(合計50,715円)
カメラのキタムラ・函館白鳥店で購入(5月18日のこと。翌日に6千円も値下がりした。月末まで最初の値段だと店員が言うから買ったのに!)

2.Nikon 1 V1 ボディ+薄型レンズ 26,800円(送料込み)+19,800円(合計 46,600円)
ボディはヤフオクで落札、レンズはカメラのキタムラ・函館美原店で購入

3.Nikon D40 ボディ 13,345円+送料1,000円(合計14,345円)
+次のレンズ2本
TAMRON AF18-270mm F/3.5-6.3Di II VC ニコン用 30,900円+送料1,470円(合計32,370円)モデル名:B003
 ニコンマウント シグマ30mm F1.4 EX DC HSM 22,500円(送料込み)
 いずれもヤフーオークションで落札 (本体とレンズを合わせて、7万円超)


4.コニカミノルタ DiMAGE(ディマージュ)A200 8,750円+送料1080円(合計9830円)
 ヤフオクで落札(この出品者は4月に、これをヤフオクで4,170円で落札していた)
 この機種はバリアングル液晶が付いている。これは便利。3番目と比べて小さくて片手でも持てる軽さ。


全部クレジットカードで買ったので、ヤフオクでは決済手数料が別に5%掛かった(省略)。
以上の金額を全部足すと約18万円となるが、他にも次のアクセサリーなどを購入。


 裏面液晶モニター用保護フィルム、予備のバッテリー、レンズフィルター、紐付きのレンズキャップ、SDカード(32GBで転送速度45MB/S)、D40の解説本3冊など2万円超。


おおざっぱに言って、約20万円は使ったと思う。


普通なら、最初からレンズ付きで20万円の一眼レフを買えば良いと誰でも思うでしょうね。


当初は上の1番目で終わるつもりだった。しかし、J1の裏面液晶モニターが日光の反射で見づらくて、やはりファインダー付きのカメラの方が良いと思った。(そこからが、カメラの世界の怖いところ。まあ、金食い虫だ。気がついたら、こうなっていた。)


それで次の本で勧めている例が3と4なので、ヤフオクで入札したら割と安く入手出来た。


たくき よしみつ『デジカメに1000万画素はいらない』講談社現代新書 2008年


2は最後にヤフオクで格安のがあったので衝動買い。(本体価格1,000円+送料25,800円で買う約束をしたので、上の価格は間違いではない)


次にデジタル一眼レフを買う機会があったら、バリアングル液晶付きのにしたい。
たとえば、ニコンならD5100のボディか(これしか選択肢が無い)。キヤノンの場合はボディとレンズを別々に新たに買う必要があるが、そうなると10万円を超えてしまうから、無理かも知れない。


とにかく、今ある4台を数年は使い倒していかないと。


ちなみに画素数は、Nikon 1の2台はどちらも1010万画素、D40は610万画素、A200は800万画素。他にコンデジのSONY DSC-HX5V(2010年購入)は1020万画素。


レンズを付けた重さは、J1が400g(単焦点)、V1が550g(標準ズーム)、D40が1200g(タムロン)、A200が600g(レンズ一体型)、HX5Vが200g(レンズ一体型)。


余談ですが、価格.comの「デジタルカメラ 満足度ランキング」(93位まで)が面白い。
なんと、Nikon 1 J1ダブルズームキット(ホワイト)が堂々の10位!
これには驚いた。カメラ雑誌などのランク付けでは最下位に近かったのにね。
値下がり率がダントツの一位(値崩れ?)だったから、買いやすかったということかも。


確かに、持っていると注目されるデザインだから。白い豆腐みたいな。ではV1はどうか。
61位がNikon 1 V1 薄型レンズキット(ブラック) 4万円台前半の価格。


話は前後するが、J1とV1の2台持ちには意味がある。J1には単焦点レンズを付けっぱなしにして撮影する。なぜかと言うと、このレンズはきつくて嵌(は)めるのが一苦労(は大袈裟だが)なので。最初に買った時のダブルズームレンズ(10-30mmと30-100mm)は取り付けがスムーズに出来るから、交換も簡単なので、V1に付ける。


こうすることで、レンズを付け替える時間の節約にもなる。そうそう、J1のバッテリーが1時間しか保たないので、1台で何でも撮るのは無理。交換用のバッテリーも2個セットを買ったが、いちいち入れ替えるのもわずらわしい。V1のバッテリーは大容量なので1日は保つ。以上、2台あると便利というのが私にとっての合理的な判断である。


函館市内や近郊に日帰りで行く際には、D40をクルマや自転車に積んで持っていく。
長距離の旅行の際には、J1とV1の2台持ち。
A200は、近所の桜や庭の花などを写すのに良い。
HX5Vはメモ用(図書館や本屋で見かけた本の表紙をスナップ)。
こんな感じでしょうか。


D40でスープカレーを撮ったら、ピンぼけだった。(ここで発見。レンズを被写体に近づけ過ぎるとシャッターが切れない。説明書には最短撮影距離:49cm)。でかくて長くて重いレンズを付けて料理を写すなんてのは駄目。そんなのはHX5Vの出番。


カメラのキタムラ・美原店に行った。上のタムロンのレンズのオートフォーカスが動かないので。
店員に見せたら、カメラの設定を初期に戻したらどうかと言うので、やってもらったら、すぐに直った。


店内に、いかにも本職のカメラマンという人(ご本人曰く鉄道専門)がいて、先にその人にレンズを見てもらったが、キヤノン専門なので、ニコンは判らんと言う。持っているのはフルサイズ(35mm)の30万以上するカメラ(もちろんボディの値段だけで)。横で見ていたら、20日前に、この店に売った望遠レンズを買い戻しに来ていたのだった。


その人の曰く、オークションで買ったカメラやレンズは故障しているとヤバイので、そんなところからは絶対買わない。ぱっと見、50代くらいだが、30代の女店員がため口をきいていた。上得意に違いない。


私は、正常に動くようになったタムロンのレンズを付けたD40をカメラバッグに入れ、自転車に積んで、意気揚々と函館市内の五稜郭公園へと向かったのであった。おしまい。