2018年4月28日土曜日

キャップレス デシモをお迎え

Pilot の万年筆はこれまで20本くらい買っています。
(カクノ、プレラ、コクーン、デスクペン、ペン習字ペン、カスタム、ジャスタス95など)

しかしキャップレスの万年筆は今回が初めてです。
メルカリで格安のデシモ(ライトブルー軸)<F>細字を見つけました。
定価は税込み 16,200円(15,000円+税)。

右側のノックを押すと、次のようにペン先が出ます。
ノック側の軸を回して、中身を取り出してみました。
出品者のご好意でコンバーター CON-40 を付けて戴きました。
次にペン先を拡大してみます。刻印は PILOT 18K750 <F>、下に 517。
胴軸に収めると、これらの文字は隠れてしまいます。
コンバーターに入れたインキは Pilot 色彩雫「月夜」。
早速、原稿を書いてみました。


キャップレス デシモ<F>細字の書き味は、なめらかで気持ちが良いです。

ペンを持つ際には、クリップを親指と人差し指で挟むのですが、
こうすると、ペン先が正しい持ち方になります。すぐに慣れました。

細字だと画数の多い漢字もきちんと書くことが出来ます。
大変満足しています。

今までは、太軸の万年筆の方が持った時の感じが良いと思っていました。

キャップレス デシモは細軸なのにクリップを含めて持つことになるので
太軸と同様に安定感がありますね。

軸の色もライトブルーは、おしゃれでスマート。気に入っています。


以下は余談です。

万年筆が出て来るテレビドラマを先日見ました。

吉高由里子主演の女性検事が奮闘する、日本テレビ水曜夜10時放送
「正義のセ」(原作:阿川佐和子、角川文庫シリーズ全4巻)。

4月18日の第2回の最後で、検事・竹村凜々子が起訴状にサインをする場面。
今まで知らなかったのですが、吉高さんが左手にペンを持っていました。
実際に書いた字を見たのですが、とても上手ですね。

ちなみに推測ですが、使っていた万年筆はパイロットのグランセ
本体定価は1万円。軸の色はブルー。着ている上着と同じ色。

ドラマの主人公たちが身に付けている衣装などはココに出ています。

残念ながら、万年筆や文房具までは載せていません。これらに
注目する人は居ないのでしょうか?



2018年4月27日金曜日

函館の桜はまだ二分咲き

函館の開花予想が4月26日(木)とのことなので
五稜郭公園の桜を見に行って来ました。最高気温は14℃。
公園の外は少し風がありますが、中は穏やかで良く晴れています。

カメラ:富士フイルム X-T1
レンズ:同 XF10-24mm F4, XF56mm F1.2 APD

 全体的には、まだ、つぼみが赤くなっている程度
 日当たりの良い箇所でも二分咲き




 公園内の旧・箱館奉行所(復元)
 梅の花が咲き始めていました。



 土手の上に上がってみました。





 中国人の観光客であふれていました



 左手前の二人は大妻高校(女子校)の生徒達


 北海道新聞社の近く
公園の桜は、土日(4月28、29日)あたりに満開を迎えるのでは?

2018年4月21日土曜日

モンブランで筆記練習

意味不明の経文を写すのも、毎度のことになると
有り難みが薄れる気がします。

そこで今回は現代文を書写しました。
使用した万年筆はモンブラン マイスターシュテュック149。

文房具の評論で有名な土橋 正(つちはし・ただし)さんの次の本を
読んだ後で、そこに登場する人物が書いた別の本を図書館から借りて
来ました。

土橋 正『文具上手』東京書籍 2012/8/3 \1,500+税
帯で「十人十色の文具術」と言いながら12人にインタビューしています。

その最後、12人目、グラフィック・デザイナーの松田行正さんが書いた本を取り上げます。
松田行正『デザインの作法』平凡社 2018/3/7 \2,300+税
右の本は小説。映画監督を夢見る2人の大学生の話。親友でライバル。

さて、今回書写したのは、『デザインの作法』の中から気が引かれた
(第4章)デザインの役割  の一部。題して、「四角形」事件。
(内容は、講談社現代新書のカバーデザインが2004年にガラッと変わったこと)

原稿用紙に書いて5枚半の長さ。

字が小さくて読みづらいので、以下、左右に分けて掲載します。





3枚目を書いていたのは午後5時頃。お腹が空いて、集中力が落ちて
誤字が出て来た。




終わったのは午後6時。書写に掛かった時間は2時間。直後に夕食(カレー)。
文章だけを読んでも、講談社現代新書のカバーデザインが
どのように変わったのか、理解出来ないと思います。

そこで、蔵書1万冊の中から、ここで取り上げられた新書が
どれだけあるか、探して全部(約60冊)引っ張り出したのが以下の写真。

手始めに12冊を見てみました。
 1971年から、この新書のカバーをデザインしたのが杉浦康平さん。
上の左端の本です。それから30年以上、こういう形が続きます。

2004年、突然、カバーのデザイナーが変わりました。真ん中の本がそれです。
 新しいカバーのデザイナーは中島英樹さん。
清水義範『大人のための文章教室』2004/10/20 \720+税

白いバックに水色の正方形があるだけ。背の部分は下に示すように
正方形の色と同じです。この色は各々の本ごとに異なります。
 背の部分だけ毎回色が変わるのでは、新書全体の統一感がないですね。


表紙に正方形がバーンとあるのは、段々不気味に思えて来た。
杉浦さんの、この楽しい雰囲気! どの本も個性的!
 表紙のド真ん中に色の付いた正方形があるだけ。無味乾燥なデザインです。
 装幀者(カバーデザイナー)の名前が隠されていますね。下はそれをはがした跡。
張り紙で隠された跡の下には誰の名前があった?
軍事評論家の江畑さん、懐かしいな。テレビに出まくっていた時代はいつだったか。
髪がズラ疑惑だったっけ。

ここから、デザインが変わる前と後でどのように変化したかを見て行きます。
同じ本が2冊あったりしますが、置き場所に無い本は探すのが面倒なので
また買いました。ダブリは恐らく500冊以上か。多いときは蔵書3万冊はありました。
 上の2枚が杉浦康平さんのデザイン。下の2枚が新しいデザイン。
 背の部分の変化に注目。表紙の正方形が小さくなって、タイトルと氏名の間に。

 杉浦さんのカバーの表紙には、本の内容の紹介やイラスト、図などが入っています。



 新しいデザインになると、帯が全体の2/3ほどもデカクなって、そこに
内容紹介が出るようになりました。下の本など、正方形を隠すように
字で埋め尽くされています。もはや正方形が邪魔者扱い!


右の本など、目次まで全部書かれると、ウザい気がしてきます。

蔵書は正確には数えたことは無いですが、新書は1000冊くらい、文庫は3000冊か。
単行本は5000冊? マンガは1000冊超。こんなもんかな。

最後に、私が好きなカバーを。

右の「死ぬ力」の正方形が、真っ黒だったら、不気味になるでしょう。
カメラを持つ手が映り込んでいます。

左の猫の写真をはめ込んだところは、もっと大きくしても良かった。
その分、字を小さくすれば良い。
たくき・よしみつさんのサイト。2012年、一眼レフを始めた頃、参考に。

追記(2018/04/22)
あれから、物置に置いてあった段ボール箱の中から
講談社現代新書が見つかったので、写真を追加します。
今までのと合計すると、80冊になりました。