2018年4月5日木曜日

ドルチェビータをお迎え

憧(あこが)れの万年筆 デルタのドルチェビータを3月末に
函館蔦屋書店の万年筆コーナーで見ました。オレンジ色の3本。


 良く見ると、右の1本はボールペン。他の2本が万年筆 ドルチェビータ パピヨン。
字幅は左端が<F>で真ん中が<M>。
なんとデルタ社が2018年2月に廃業となり、在庫処分品の3割引セール。

これを見たのが3月28日。翌日の29日に<F>ニブを買いました。分割払いで。
割引前の定価が 63,000円+税。割引後は44,100円+税。税込 47,628円也。
もちろん、購入前に試し書きをしました。

以下、我が家にお迎えした写真です。
 紙製の手提げ袋です。
 右の黄色の紙箱を開けると、黒いビロードに覆われたケースが現れます。
ちなみに、左の本のサイズは縦18.8cm×横13cm。単行本サイズ。
 黄色の取扱説明書と白い保証書。
 コンバーターが内蔵。黒のインクカートリッジが1本だけ。
 コンバーターはデルタ社の純正です。キャップは、ねじ込み式。
キャップをはずして尻軸に付ける際も、ねじ込むのが面倒くさい。

 セーラーの合皮のペンケース(5,000円+税)に入れてみました。
 左のノートは LIFEのノーブルノート。A5サイズ 罫線入り。


上から、メーカー名・製品名・金の含有量・字幅・重さ。
デルタ ドルチェビータ パピヨン 14金 <F> 33g
アウロラ イプシロン レッド軸 14金 <EF> 23g
ペリカン スーベレーン M800 18金 <EF> 30g
パイロット ジャスタス95 14金 <FM> 28g
モンブラン マイスターシュテュック 149 18金 <M> 33g
 パイロットのインキ色彩雫シリーズ「紫陽花(あじさい)」を入れて書いてみました。400字詰の原稿用紙4枚。
オレンジ色の胴軸と首軸の間に段差があります。境目がペン先から約5cm。
ちょうど持った時に指が来る箇所。



上の原稿用紙は次の万年筆で記入。法華経の方便品第二から。
セーラー プロフィット21 長刀(なぎなた)研(と)ぎ 21金 <MF> 25g
これにセーラーの顔料インク「青墨(せいぼく)」を入れて。

ドルチェビータ パピヨンの書き味ですが、紙の当たりがカリカリしていて
インクフローは少ない。滑(なめ)らかとは言い難い。

左のペリカン スーベレーン M800 <EF> の書きやすさとは大違い。

おまけに先に挙げたように、首軸と胴軸の間の段差が大きいため、そこに
指が当たって書きづらい。1時間半ほど書いたら、手が痛くなりました。
さしあたっての解決法は何かで段差を埋めること。

(ここまでの写真はパナソニックのコンデジ DMC-TZ30で撮影)

以下の写真は 富士フイルムのミラーレス一眼 X-T1 に次のレンズを装着。
富士フイルム XF56mm F1.2R  APD (35mm換算85mm相当の焦点距離)










赤いのはボールペンのグリップを半分に切って付けたもの。材質はソフトなスポンジのよう。
段差が解消されて、とても持ちやすくなりました。

これで段差の問題は解決したが、書き終えた時は、このグリップを外さないと
キャップが出来ないのは仕方ない。長時間書き物をする時はグリップを着け、
そうでない時はグリップ無しで書くことにする。

パイロットの3本差ペンケースに入れてみました。15,000円+税。
左端のはボールペン ぺんてるのトラディオ 0.5極細(エナージェルインク)。

4月4日(水) インクが無くなったので、洗って次のインクに変えました。
ペリカン 4001  バイオレット(紫)

インクフローは少し改善しました。割と細い字が書けます。
なお、キャップを付けないと短くて持ちにくいです。


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