筆慣らしのため、原稿用紙に般若心経を書写しました。
この万年筆は14金ペンなんですが、鉄ペンみたいに硬くて、
インクフローも今ひとつ。それを改良するために、インクは
Pelikanの4001 バイオレット(紫)を入れ、原稿用紙10枚以上
書いてみました。
どちらかと言うと、紙を選ぶ万年筆だと思います。
コクヨやアピカの原稿用紙に書くと、カリカリ感があります。
「あたぼう」の碧翡翠(あおひすい)、通称カワセミの原稿用紙に
書くと、紙がツルツルなので、滑(すべ)るように書けます。
函館蔦屋(つたや)書店の万年筆コーナーで試し書きに使った
用紙(アウロラの紙)もツルツルで、これに書くと、ぬらぬら感が
しました。
400字詰めの原稿用紙にぴったり収まる字数です。書写の所用時間は30分。
途中で2箇所ほど書き誤りがありますが、何度も書く内に慣れて間違いも
少なくなるのではないかと思います。
書写するのに使った原本は次のとおりです。
雑誌「リフィル通信」Vol.7(1988年)の付録のリフィルの中に
「お経読本」が含まれていました。般若心経の他に、日蓮宗で読誦
(どくじゅ)する「妙法蓮華経」方便品第二なども入っています。
このリフィルはバイブルサイズです。
1988年(昭和63年)発行の雑誌「リフィル通信」はシステム手帳ブームに
合わせて発行されていました。
私もその10年後の再ブームの時にファイロファックスの数万円もする
バイブルサイズの手帳やA5サイズの手帳を買ったことがあります。
それらは友人にプレゼントして、手元にあるのはBindexの茶皮の
バイブルサイズ手帳。
去年、ヤフオクに格安のファイロファックス A5手帳が出ていたので
思わず落札していました。
1988年は今から30年前、翌年は平成元年ですね。
ついでに、「Special リフィル通信」Vol.4(1988年10月20日発行)
(A5判オリジナルリフィル大全)表紙と裏表紙をお目に掛けます。
この雑誌で唯一保存していたもの。
この号のサイズは横がA4とほぼ同じ21.2cm、縦が25.7cm
(A4より4cm短い)です。
バイブルサイズは持ち歩くのに小さいのですが、書くスペースが狭い。
それに比べて、A5サイズは面積が2倍以上あるので、余裕を持って書けます。
私は現在、A5サイズのリフィルを使っています。但し、ベルトで留める
タイプのではなく、ゴムバンドで留める手帳にしています。
書く時にベルトあると邪魔ですから。
次にそのA5のリフィルの見本を2枚挙げます。
使っている用紙は LIFEのノーブルリフィルA5(6穴)5mm方眼でクリーム色。
紙の色が白だと光が反射して眩(まぶ)しいので。型番は R300。
(上のリフィル2枚は、白っぽく見えますが、スキャナーでの
読み取り時に、背景を白くされたみたいです)
リフィルの読み取りには、ScanSnap S1500を使用しました。
これは5年くらい前に買ったのですが、本を100冊ほどバラして
読み込ませて、PDFにするのが目的で購入。
使ったのは1年程度で、すっかりホコリをかぶっていたものです。
その時に重さが20kg以上もある裁断機も買ったのですが、これも今は
ほとんど使っていません。
なお、雑誌の表紙のスキャンには次のスキャナーを使用。
エプソン GT-9300UF(Windows用)
これまた10年以上前の機種ですが、立派に動きます
写真のフイルムやスライドを読み込むのにも使えます。
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