2018年4月20日金曜日

モンブラン復活!!!

私が持っている一番高価な万年筆 モンブラン マイスターシュテュック149が
書き出しが、かすれるようになり、今年(2018年)4月始めに
モンブラン ジャパン(株)のカスタマー サービスに送って
修理を依頼しました。それが4月19日に戻って来たのです。

購入は去年(2017年)の2月25日、函館蔦屋書店にて。
保証書には購入から2年間の製品保証があると記されています。

今回は保証期間内ということで修理代は無料でした。

Mystery Blackのインクボトルも新品と交換。実は送る前のボトルには
インクの塊(かたまり)が沈殿していて、吸入時に万年筆のタンク内に
この塊が吸い込まれた疑いがあったため、万年筆とボトルの両方を
送った次第。

修理の内容は上記のとおり。


ペンの状態を見てみます。



ペン先を拡大します。インクを吸入した後に。



原稿用紙に書いてみました。次の文を写経しました。

NHKテレビテキスト 100分de名著「般若心経」
講師は 佐々木 閑(しずか)花園大学教授

この時の放送は録画して、ブルーレイディスクに保存したのを見つけたので
先ほど、見てみました。途中で居眠りして後半は夢の中。

満寿屋の原稿用紙 No.108  A4判 400字詰 ルビ無 50枚 450円+税




購入当時の書き味が戻って来ました。インクフローも過度に出過ぎず。
太い軸が手にぴったり合って、長文を書いていても疲れない。
今まで買った120本余の万年筆の中で最高です。

<M>(中字)ニブですが、字が太すぎず、画数の多い漢字も
まあまあ潰れずに書くことが出来ます。
ちなみに、上記の原稿用紙の字の大きさは縦横8mmくらい。

今後は毎日のように、このモンブランを使おうと思います。

余談ですが、般若心経の最後の呪文の読み方はこうです。
ぎゃーてー ぎゃーてー はーらーぎゃーてー
はらそーぎゃーてー ぼーじーそわか

上のテキストによると、サンスクリット語を音訳したもの。
こういう呪文を真言(マントラ)というそうです。

昔読んだ白土三平の忍者漫画の中で「ソワカ」という言葉が
吹き出しに出ていたのを思い出しました。
僧侶に化けた忍者のセリフです。あれは般若心経の一節だったのか。

ついでに、実家の宗旨は曹洞宗(禅宗)ですが、葬式で
僧が唱えるお経にこんな風に聞こえるのがあります。

なむからたんの とらやーやー

これも意味不明ですが呪文なのでしょうか?
ググると、大悲心陀羅尼(だらに)の一節みたいです。
真言の長いのを陀羅尼というそうです。

2 件のコメント:

  1. モンブランはやはり憧れのブランドですね。
    私はもうパイロットの蒔絵だけしか残っていませんが、やはり良いものは良いです。

    さとう

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    1. 万年筆は長く使えるので、良い物は一生物(いっしょうもの)ですね。

      30代の時に使っていたパイロットの18金ショート軸が机の引き出しから
      出て来ました。クリップは塗装がはげていましたが、ペン先を洗うと
      立派に書けました。字幅はEF。

      一緒にプラチナのデスクペンも見つけたので、これも洗ってインク
      カートリッジを付けてみたら復活しました。こちらも字幅はEF。

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