2018年6月29日金曜日

モンブランのインクなど

モンブランと言えば万年筆の王者。
去年(2017年)の2月に函館蔦屋(ツタヤ)書店の
万年筆売り場でモンブランの代表的な万年筆を買いました。
名前は マイスターシュテュック149。字幅はMニブ(中字)。

あれから1年以上過ぎました。その間に持っていたインクは
セットに同梱されていたミステリー・ブラックのみ。いわゆる
靴の形をしたボトル(容量60ml)。

今年の5月、メルカリで中古のモンブラン #221 ボルドー EFニブ(極細)を
約4千円で入手。1970年代のビンテージです。
ボルドーというのはフランスのワインの名産地の名前(英語)。
フランス語ではブルゴーニュ。色で言えば、赤黒いワイン色。

これに入れるインクは赤系統が良いと思い、探していました。

函館蔦屋書店の万年筆売り場にある、モンブランのガラスケースの中に
「星の王子さま」のインクがあるのに気が付いて買って来ました。5/18。
箱の裏には「オレンジ」と書いてあるのですが、#221の万年筆に
入れて書いてみたら茶色のような暗い色でした。

右から「Petit Prince  Red Fox」。ご覧の通り赤いキツネ、実は暗いオレンジ色。箱の裏に「オレンジ」とあります。購入日:5/18

中央は「Antoine de Saint-Exupery Encre du Desert」。
作家のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ、砂漠のインク。箱の裏に「ブラウン」と。購入日:6/15(次も同時に)

左は「Montblanc for UNICEF Collection」。箱の裏に「ターコイズ」の文字。
モンブランのネットショップでの名称は「ユニセフ・ブルー」。

ボトルの容量は、いずれも50ml。値段は4千円+税(合計4320円)。

ちなみにモンブランのネットショップにインクのページがあります。
ビートルズの紫色のボトル(50ml)は在庫無しみたい。
函館蔦屋書店では、これを注文中とのことですが、未入荷。

上記の写真3点はネットショップに在庫があります。

メルカリで中古で買った「トフィー・ブラウン」が5月23日に到着。
容量60mlで靴の形のボトルに入っています。

左は Pilotのブルーブラック(70ml、インクリザーバー付き)。税込1080円。
函館市のお隣・北斗市七重浜(ななえはま)老舗文具店「石田文具」にて購入。

中央は Watermanの「Serenity Blue」。蔦屋書店で購入。税込1296円。
箱から出してみました。
右の「星の王子さま」のボトルにはラベルが貼ってありません。
外側が四面とも波打っているデザインなので貼れないのでしょう。

メルカリで送料込4本で2380円のインクボトル(未使用)が6/28に到着。
 メーカーはセーラー万年筆。定価だと全部で5千円以上します。
左から万年筆用顔料インク「蒼墨(そうぼく)」50ml。2018年の新製品。税込2160円。

ジェントルインク「BK(ブラック)」50ml。これだけリザーバー付き。税込1080円。
四季織シリーズ「土用(どよう)」と「若鶯(わかウグイス)」各20ml。各税込1080円。

デザイン一新、「SHIKIORI 四季織」にリニューアル

2017年9月29日、セーラー万年筆の万年筆インクのパッケージが大幅に
リニューアルした。インクボトルは背の低い丸型から高さがある角型に変更。
(以上、『趣味の文具箱』vol.44(2017/12/20発行)のp.38より引用)

左端の蒼墨がリニューアルした角型。リザーバーは別売に


ちなみに現在あるインクボトルの数は50~60本。
中でもPilot の色彩雫(いろしずく)全24本は全部ある。
Pelikanのは10本くらい(エーデルシュタイン2本含む)。
石田文具オリジナルは全8種のうち4種類。揃えたいですね。

以下は、おまけです。函館蔦屋書店の万年筆用インクの棚から。

ラミーのインクと、ケース内にボールペン。


エルバンのアニバーサリー・インク。

モンテベルデのインク全20色。

一番下の段はセーラーのインク全20色。右にインクお試し用のペンも。
上はコンバーター全10色。透明のがお勧め。

その上は J.HERBIN(エルバン)の30ml、全30色。
「趣味の文具箱」vol.39に「エルバンの小ビン、定番化」の記事がある。
10ml @702円(税込)単体販売スタート2016年10月から。

一番下の段は左半分がペリカンのインク。右は同社のエーデルシュタイン。
その上(2段目)は左側にモンブランのボトルインク。右はカートリッジ。

3段目はパイロットのインク。全24色のうち3本しか無い。
右側はプラチナのインク。
一番上(4段目)は左に万年筆の洗浄キット。LAMYのインクなど。

2018年6月12日火曜日

探検 寒川集落跡 その10 石碑を発見

昼食休憩を取ってまた岬方向に歩き出す。

自然に出来た岩の突堤(とってい)を過ぎてまもなく、明らかに何かの
記念碑と思われる石の直方体2本が立っているのを発見。
(撮った写真は41枚)

 13:33 画面中央の下ですが、小さくて判りづらいので、トリミングします。
よく見ると、2本の左側にもう1本立っています。

 13:34
正面から。右の1本に「寒川部落/鹿島神社跡」と彫(ほ)ってある。
左の文字が多い方を次にトリミング。
「明治三十八年(一九〇五年)/富山県下新川郡宮崎村宮崎より/
水島竹松他数十名新天地を求め寒川の地を移住地とした地/
定設者    水島政治」読みにくいですが、こんな風に見えました。
 最初に見つけた2本の記念碑の左側に1本だけ立っている方に近づいた。
 判別が難しいのですが「我が里永遠に/不朽(ふきゅう)の里地なり」かな。


13:35 これが裏側を見たところ。山を背に海に向かって立っている。
右は「二〇〇四年/我が里 永遠に/不朽の里地なり」。
左は「2000年/水島竹松 いと/俊雄 ヨリ/政治」。

13:35 石碑の右手の岬に向かう途中に石垣が見えた。
13:36

13:37
写真の右端に先ほどの石碑が3本。
この石垣の海側は岩と岩の間が離れていて、歩くのに非常に危険なので、
そちらは通らずに、石垣の上を越えて向こう側に行くことにした。
石垣の高さは少なくとも10mはあると思う。

13:38

石垣の上は笹藪(ささやぶ)になっている。
後ろに鉄筋のようなものがある。
石垣を越えて降りるところも、非常に狭くなっていて、しかも急で
落ちたら間違いなく骨折するような危険な箇所だった。ロープなど無し。
13:39 石垣を越え降りた地点から海を眺(なが)める。

ここが石垣の上だ。ここに家が建っていたのだろうか。
この辺りが寒川部落の跡だということなら、当初の目的は達せられたと思う。
しかし、その先はどうなっているか、確かめてみたい。

おそらく立待岬へと繋がっているのだろう。
但し、そこまで本当に行けるのだろうか?



13:41


13:42 漂流物が散乱している。


13:43
13:44


13:45
地下水が湧(わ)き出ている。

自然の造形、不思議な形にえぐれた岩。この辺りは木も生えない岩盤か。
ここから山の上に登るのは私には不可能だ。傾斜は60度位?

大変な思いをして、石垣を越えた。岬の岩の先に何が待ち構えているのか?
乞うご期待。

「探検 寒川集落跡 その11」に続く

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