2018年4月18日水曜日

カワセミのインクで原稿用紙に書いてみた

先日、中古のLAMY2000万年筆(極太ニブ)を購入した際に
出品者の方から、次のインクを戴いた。

 「文具館コバヤシ」オリジナルインク『翡翠(カワセミ)』

今日はそのインクで、あたぼうの碧翡翠(あおひすい)の
原稿用紙(通称カワセミの原稿)に書いてみました。サイズはA4。

 書写のために使用したのは、新書判の本です。

増田剛己(ますだ・たけき)『思考・発想にパソコンを使うな』
 幻冬舎新書 2009/9/30 780円+税

出処:第二章 かの有名人たちは、こんな「ノート」をつくっていた

書くのに使ったペンは、次の3本。

1.本文:プラチナ万年筆 センチュリー#3776 ギャザード 14金 <F>(細字)
    インク:文具館コバヤシ「翡翠(カワセミ)」

2.見出し:トンボ鉛筆 ローラーボール ZOOM505 HAVANAのバーガンディ
(「趣味の文具箱」vol.34 p.28で俳優の岩松了さんご愛用)

3.欄外の注記: アウロラ万年筆 イプシロン レッド軸 14金 <EF>(極細) 
    インク:函館蔦屋書店オリジナル「Berry(ベリー)」










それぞれのペンで書いた感想を述べます。

プラチナ万年筆 センチュリー#3776 ギャザード 14金 <F>(細字)
の書き味はカリカリしていて、金ペンとは思えない。
キャップ込みの重さは 26g。キャップを付けると重いので、外して書いた。

なお、カワセミのインクは小瓶なので、容量が少なく、ペン先のハート穴まで
インクが達しない。故にコンバーターを付けても吸い上げることが出来ない。
そこでダイソーの注射器みたいな器具で吸い、コンバーターに注入した。

カワセミのインクは目に優しい、良い色ですね。カワセミの原稿用紙に合います。
色名はターコイズブルーとでも言うのでしょうか。

トンボ鉛筆 ローラーボール ZOOM505 HAVANAのバーガンディ
は見出しに丁度良い、太い文字が滑らかに書けた。ボール径 0.7mm, 黒インク

水性のボールペンで太軸のため、安定感があって握りやすい。
キャップ込みの重さは 30gもあるのに、キャップを付けたままでも軽く感じる。

アウロラ万年筆 イプシロン レッド軸 14金 <EF>(極細) 
欄外に書名などを書いた。字幅は日本の万年筆の<F>よりも太い。
キャップ込みの重さは 23g。キャップを付けたままでも軽い。

原稿の3枚目の途中から、別の本からの引用があり、その部分は行頭から
1字下げなのに、集中力が低下してしまい、字下げを忘れて書いていた。

おまけに右手から汗が出て、ギャザード万年筆の軸が滑って困った。
せっかくのギャザー(ひだ)があるのに、滑り止めにもならない。

なお、原稿用紙の読み取りには、ドキュメントスキャナー
富士通 ScanSnap S1500 を使用しました。

以下は余談です。

万年筆の達人たちが書いたブログをネット検索して、 iPad で読んでいる。

今日は、「弘法よ、筆を選べ」を。
ブログテーマ「万年筆」のコーナーで37本の記事を書いています。
その中で、万年筆の「お気に入り度(5段階)」を評価。最高が5点。

「プラチナ万年筆 #3776 ギャザード復刻版」(4点)と
「プラチナ万年筆 #3776 ギャザード 赤軸」(5点)を褒めています。



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