3月末から4月初めまでに買った、最新の万年筆に
異なる色のインクをコンバーターに入れてみました。
以下に、その違いをご覧に入れます。
使用した紙は次の製品です。
Amazonでは品切れ。どこかの業者が2万5千円で出しています。
A5システム手帳に綴じるのに便利な穴が最初から開けてあります。
このノートは最後の一冊を1400円+送料340円で買いました。
この製品を紹介する雑誌 「趣味の文具箱 Vol.20」 エイ出版社 2011年
なお、次の本の一節の内容を書写したことをお断りします。
弘兼憲史『男子の作法』SB新書#376
2017/2/1 初版第2刷 800円+税
(代表作は『課長 島耕作』シリーズ)
本書 第5章 モノ・趣味 より「今こそ万年筆を使う」
使用した万年筆とインクの一覧です。<F>は字幅を表します。
F:細字、FM:中細字、M:中字、B:太字
P.1 BEAMS × DIME コラボ万年筆<F> Pilot 冬柿
P.2 Oggi × theory クラスアップ万年筆<M> Pelican ターコイズ
P.3 Pilot コクーン ボルドー<F> Sailor 函館カレー
(「函館カレー」は北斗市・石田文具オリジナル・インク)
P.4 Montblanc Meiserstuck 149<M> ミステリーブラック
ダイソー万年筆(白軸)、ブルーブラック(カートリッジ)
P.5 Pilot Justus 95<FM> Pilot 山栗
プラチナ #3776 センチュリー ギャザード、Pilot 天色これはディスプレイ一体型。液晶画面で見ると、薄い赤色に見えます。
実際の紙に書いた文字の色はオレンジ色です。 後述する万年筆の
軸の色もオレンジ色。画面の色がウソの色だったなんてショックです。
紙に書いた水色と液晶画面で見る色とは、ほぼ同じ。
P.2先頭のボールペンJetstream (0.7mm)のインクは青。
紫色に見えますが、ブルーブラックなのでしょうか?
(「函館カレー」は北斗市・石田文具オリジナル・インク)
これはモンブラン149で書いたものです。9万円+税で蔦屋書店で購入。
万年筆の真ん中辺りを持って書いたら、普段の自分の字とは違う字体になった。
ところで、最後のページ(P.5)の下で<使用した万年筆とインク>
の種類を書くのに使ったダイソーの万年筆(税込108円)は、インクの出が
なめらかで非常に書きやすい。
ダイソーで買ったのはシルバー軸と白軸の2本。どちらも字幅は<M>。
中字ですが、これの細字<F>が出たら絶対に買います。
太字<B>はサインや手紙などでは良いのだが、原稿用紙に書くには太過ぎる。
モンブラン149の<M>は中細字といった感覚で、原稿用紙にも向く。
びっくりしたのは Oggi(オッジ)とtheoryコラボのクラスアップ万年筆。
インクの出はモンブランに迫る。書きやすさは雑誌の付録の中では最高!
全く力を入れなくてもスイスイと筆が進むとは、このこと。
これ、ヤフオクで見つけて買ったのは正解。雑誌が2014年1月号なので
もう出て来ないかも知れない。
話は変わりますが、一番重要な「ペンの持ち方」について。
今まで私は次の本の表紙のように持っていた。
人差し指の第一関節が極端に窪んで見えますね。
ここまでで無いにしても、私もこんな持ち方をしていました。
その方がペンが安定するから。
軸の後ろは、親指と人差し指の真ん中あたりに当てていた。
人差し指の位置より1cmほど後ろを親指の腹で押さえています。
約60年、鉛筆とボールペンのみを使って来ました。
ところが、「正しいペンの持ち方」と称するサイトを見たら、
上の雑誌の持ち方とは全然違うではないかっ!!!
このサイトで青山浩之先生の動画を見ると、人差し指の付け根あたりに
ペンの後ろを当てている。具体的には第2関節と第3関節の中間付近。
上の雑誌の持ち方だと、必然的に手に力が入り過ぎて、長時間の筆記の
際は手が痛くなる。小学校の作文の時はいつも泣いていましたが、
青山メソッド(と呼びます)だと軽く持てるので、良いですね。
これは、どう見ても習字の時の筆の持ち方でしょうね。
基本的に筆は立てて持ちますよね。
でも万年筆は寝かせるのが基本。45度の傾きが良いと書かれていたりします。
青山メソッドは、これほど不安定な持ち方は無い。長時間、このような持ち方を維持出来る人は居るのだろうか? 私には到底、無理。
原稿書きには向いていないと思います。
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