2020年1月22日水曜日

リングノートをカスタマイズ

youtubeで、リングノートの金具を外して、別売のルーズリングに交換する
動画を見て、簡単そうなので実際にやってみました。

 使用したのはマルマンのボストンノート(Boston Note)。サイズはA5、24穴。横罫8mm。
1 マルマン ボストンノート
終売(販売終了)のノートです。3年前にAmazonで名入れサービスがあったので
5冊ほど買いました。「old-sf-fan」と金文字で。帯の内容は次の2枚の写真に。

2 帯の内容 表紙側
3 帯の内容 後ろ側

4 ビニールと帯を取り去る
5 最後のページ
6 吸取紙が2枚付属

7 リングノート用リムーバー
LIHIT LAB. の「リングノート用リムーバー」をAmazonで購入。注意書きによると
ダブルリングノート(ワイヤー(針金)2本で成形されたリングで綴じられたノート)
を分解することが出来ます。スパイラルノートは分解出来ません。

8 フックをワイヤーに当てて下まで引っ張る
9 ワイヤーが全部開いた

10 ワイヤーからノートを全部抜き去る

11 残ったワイヤー
分解した後のワイヤーは使い道がありません。

12 表紙が2枚

13 CARLのルーズリング3本セット
上の写真の左に1本取り出したのがルーズリング、プラ製。
CARLの「ルーズリング3本入り 30穴リング【A4サイズ】」を
Amazonで購入。普通のハサミで簡単に切れます。

14 ルーズリング装着
このボストンノートは穴の直径が4mmと小さく、A5サイズの用紙(リーフ)には
24穴あります。CARLのルーズリングを切らずに、この穴に全部入れようとすると
穴の間隔とリングの間隔が少しずつズレてしまい、ページの開け閉めが困難になります。
 それでリングを3個ずつに分けて上下の位置に配置することにしました。

15 下のリングの状態
16 広げると少し間が空いている
ボストンノートのリーフ(8mm横罫用紙)に万年筆で書いてみました。
光文社のカッパ・ブックス 田中鳴舟『三日で見違える字が書ける本』
2001年12月20日 初版1刷発行 定価(本体933円+税)

17 使用例 その1
18 使用例 その2
使用ペン ペリカン  スーべレーン M800 緑縞 、ペン先 極細(EF)
インク ペリカン 純正 4001 ロイヤルブルー

ボストンノートのリーフ(用紙)は横罫8mm、22行あり、大きめの字が楽に書ける
広い行間が特長であると思います。上部に見出し欄もあります。

万年筆での書き心地は滑らかで、インクの裏抜けも滲(にじ)みもありません。
万年筆用のインクを次の数種類試してみた結果、上と同様の感想です。(全8種類)

 ・モンブラン ミステリーブラック
 ・パイロット 色彩雫 稲穂、松露、竹炭、紫陽花(アジサイ)
 ・ペリカン  4001 ターコイズ
 ・セーラー万年筆 ほっきーるーじゅ(石田文具オリジナル)

19 完成
20 ノートがこれで差し替え自由に
以下は参考書です。


猪塚恵美子『人生がガラリ変わる!美しい文字を書く技術』
講談社+α新書 2006年1月20日 第1刷発行、2006年8月16日 第2刷発行
定価:本体800円(税別)
 (帯より) 本書の最大の特徴は、「見るだけで巧くなる」点です。
     美人文字のイメージはお手本ではありません。

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