「デジタル写真プリントテクニック講座」
開催日時:2014年2月1日(土)午前11時~午後4時30分
開催会場:函館市民会館 大会議室
定員:20名(当日参加:8名) 講師:柳本史歩(やなぎもと しほ)先生
参加費:2000円(税込)※プリント代込み
十数枚の写真(JPEG)をUSBメモリに入れて持参した。そのうち2枚を用紙3種類にA4プリント。使用ソフトは EPSON E-Photo。使用プリンタは EPSON PX-5V。最後にPhotoshop Elements 10で加工した写真2枚をA3ノビでプリント。
最後にプレゼントとして、下記をいただいた。
1.写真用紙クリスピア A4 20枚入り(1500円相当)
2.エプソン プレミアムパック(エプソン純正用紙3種類)×2セット
フォト光沢葉書5枚、写真用紙ライトL判5枚、両面上質普通紙A4 50枚
3.学研ムック「新フォトグラファーのためのプリンター使いこなし術」
増田賢一著 CAPA特別編集 2011年3月10日発行 税込1995円
講座は午前と午後に分けて実施された。
1.午前の部 11時~12時30分(休憩:12時30分から午後1時30分)
講師自己紹介
作品制作ワークフロー
A.写真選び:インデックスプリント(EPSON E-Photoを使用)
その際の確認ポイント:◎距離(近景・中景・遠景)
◎アイレベル(見下ろす・水平・見上げる)
インデックスプリントは撮影全体を通して
自分を再確認するためのベストツール
B.絞り込み:ストレートプリント(例:A4用紙に1枚印刷)
イメージするプリントに仕上げるには?(最初はオートの補正をOFFにする)
・用紙の持つ画質の特徴を生かす
・ストレートプリントを基準に調整する
・シンプルな調整を意識する
C.作品づくり
D.編集・反省 次回の撮影へ活かす
E.撮影(→ Aへ) 繰り返し行う事で、主題を見つけ出す
ポイント!「ストレートプリント」に
補正したい項目を書き込み、計画を立てる
2.午後の部 1時30分から4時30分
画像補正(Adobe Photoshop Elements 10を使う)
・トリミングは「切り抜きツール」を使う
・明るさ調整は「レベル補正」を使う
・部分的な明るさ調整には「覆い焼きツール:明るくする」と
「焼き込みツール:暗くする」を使う
次のが「インデックス・プリント」(サイズはA4)の見本です。
逆光で暗めだったので、 そのままだと全体に暗くなってしまった。RAWでも撮っていたので、家では露出補正をプラス側に変更するなどの手段を取れる。
(函館市の歴史的建造物:大正湯)
最後に Photoshop Elements 10 で加工した写真は次のとおり。
元々は横長だったのを真四角(正方形)に変形した。くさび型のは電柱。見てのとおりキヤノンの魚眼レンズを使用。ヒストグラムの入力レベルの中間部分を右に0.7ずらして青空の色を濃くした。電柱も部分的に明るくした。
(函館市豊川町 イエローグローブ豊川店の前、電車通りで)
柳本先生の教え方は上手で非常に解りやすく、各種ソフトの使い方も学ぶことが出来て大満足です。今回の講座のテキスト(A4カラーで10ページ)も配られたのですが、著作権の関係上、公開は割愛します。
参加者8名は男性6名、女性2名。60代から70代。フィルムカメラ時代からやっている人がほとんど。皆ベテランぞろいです。
各自プリントした作品を会場後ろの長机の上に全部並べて、先生の講評がありました。3種類の用紙は、光沢紙・絹目用紙・マット紙。同じ白でも用紙によって若干、色味が変わります。写真の内容に応じて、用紙もふさわしい物を選ぶことが、作品の仕上がりに影響することが良く解りました。
先生曰く、一番大事なのは明るさ。色合いなどは明るさの変化で変わる。
ついでながら、先生の好きな画角は28mmで、モノクロのスナップを主に撮っていると話してくれました。写真集は次のとおり。
柳本史歩写真集「生活について」蒼穹舎 税込3990円
今回のお礼にAmazonで注文しました。
余談ですが、今週の函館の最低気温は零下10度前後。2月は一年で一番寒い時期です。先週降った雨で道路の雪が溶けて、その後の寒気でスケートリンクのようになりました。すべって転ぶ人もいます。クルマのタイヤもすべるので冷や汗気味で運転しています。
降った雪が凍り付き、ツルハシで氷を割って近所の雪捨て場にスノーダンプで運ぶ毎日です。腰は痛いし寒いしで泣きそう。3月までは雪が積もるので、道路の両端に積んだ雪も片付けておかないと後で困ります。
全く撮影どころぢゃーないよ。なんて愚痴が出ます。寒いと食べたくなるのがラーメン。市内港町のポールスターというショッピングモールに今月から札幌のラーメン屋が開店。月代わりで店が交代するそうです。4日の火曜日に映画の後で行って来ました。味噌ラーメンがしょっぱくて、のどが乾いたので、函館新道沿いの蔦屋(ツタヤ)書店のスタバに行き、フラペチーノのコーヒー味を賞味。飲んだら今度は寒くなりました。
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