2014年3月19日水曜日

恐ろしや! 外付けハードディスクに異変が……

数万枚撮り溜めしたデジカメ写真の画像データ700GB超を、外付けHDD(容量4TB、Kドライブ)に保存してあります。使用PCは、SONYのデスクトップ(Windows7、HDD容量1TB)です。

PC本体に大量の画像データを置くと、処理スピードが落ちるのではないかと思い、外付けHDDにのみ保存していて、約2年が経過しました。

デジカメのSDカード(16GB)を、この外付けに保存する頻度は、短くて一週間、長くて一ヶ月です。デジカメは数台持っていて、一番よく使うコンデジはパナソニック LUMIX DMC-TZ30。Kドライブの保存先フォルダは〈camera〉の下の〈TZ30〉。

2日前に何の気なしに、コンデジTZ30のSDカードをPCにつないだカードリーダーに入れたところ、保存先のフォルダ〈TZ30〉だけが見当たらないのです。愕然として青ざめながら、Kドライブ内を探しましたが、どこにも無い。

何しろ〈TZ30〉には2012年から2014年1月まで丸2年分の写真の画像が全部!置いてあるのです。他にバックアップは取っていません。

なぜ〈TZ30〉フォルダだけ消えてしまったのか、心当たりは全くありません。こんな大事な写真画像の入ったフォルダを、間違っても自分で消すことなど、ありえないし、見覚えも無い。

焦りまくって、とりあえずネットで、消えたデータを復活させるソフトを2つほど見つけて、PCにインストール。実行してみても無料版は非力で、6時間ほど掛けて徹夜で取り組むも全く効果無し。

これはもう、一万円ほどする有料の復活ソフトを買うしかないのか、とがっかりして、昨日は映画を見に行きました(「銀の匙(さじ)」)。

夜に帰宅して、駄目元でPCを起動したところ、Kドライブに不具合があるのでチェックディスク(chkdsk)を実行する旨(むね)の英語のメッセージが、PCの液晶画面に出て来ました。

数分でKドライブのチェックが終了し、通常のWindows7のデスクトップ画面が現れました。少し待って、何とか復活して欲しいと祈りながら、Kドライブをファイル管理ソフトexplorerで開いてみると、あら嬉しや! 〈camera〉の下に〈TZ30〉が見えた!!!

〈TZ30〉をマウスでクリックしたら、その下の年度別のフォルダも、ちゃんと復活していました。

この機を逃さず、一年前に買っておいた予備の外付けHDD(1TB)をPCにつないで、〈camera〉(容量715GB)の内容をバックアップ開始しました。コピー終了まで5時間かかるようなので、今晩は、もう寝ます。

読者の皆様も、HDDには過剰な、無条件の信頼を置かず、数千円のお金は掛かりますが、予備のHDDを用意して下さい。転ばぬ先の杖として。

付記

一夜明けて、おかげさまで、めでたく消えたと思われたフォルダと写真のデータが全部復活しました。要するに Windows7のファイル管理システムの異常が原因だと思われます。なぜ異常になったのかは不明。
 CHKDSKがフォルダ<DMC-TZ30>を見つけて回復する作業をしています。

それにしても、今時、チェックディスク「 chkdsk(=check disk)」 の出番があるとは夢にも思いませんでした。絶大な威力に感謝あるのみ。これを実行するとファイル管理領域を正常に作り直してくれます。

このコマンド(コンピュータに与える命令)は、Windows 以前の基本ソフトである MS-DOS(エムエスドスと読む)で頻繁に使われたものです。Windows95が1995年に出る前のことですから、今から20年くらい前の話です。

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