高級万年筆のブランドの筆頭はドイツの「モンブラン」(MONTBLANC)。
その王道と言われているのが次に挙げる一本。
マイスターシュテュック ゴールドコーティング 149
Meisterstück 149
税込で 97,200円。函館の蔦屋書店で購入。
買った夜に原稿用紙に書いてみた。3時間で10枚。
今まで他の万年筆では最高で2時間書くと疲れて手が痛くなったが
このモンブランでは全然疲れない。まだまだ続けられそうな気がした。
立派な箱に入っている。
真上から見たところ。左は紙箱、右はふた付きで開く |
横から見た図 |
比較のため、横に文庫本サイズの手帳を置いた |
縦横が各々18cmほどのサイズの箱 |
次に中身が入った写真を掲載する。
付属のインクは Mystery Black |
ペン先を拡大して行きます。
更に拡大。
数字の4810はモンブランの標高を示す。
インクを吸入したばかりのペン先。全く汚れていないのは驚きだ。
これが説明書(SERVICE GUIDE)。Meisterstück No.149
サイズは、縦163.4mm 横169.6mm。
右の本は文庫本サイズの手帳。
見るからに太い軸の万年筆だ。日本の3大万年筆メーカーの製品と比べてみる。
一番下が今回のモンブラン<中字>。長さ 約149mm、軸径 15.2mm。
これと比較する3本。上から、
1.セーラー プロフィット 長刀研ぎ<中細> 約3万円
2.パイロット カスタム74<極細> 1万円+税
3.プラチナ センチュリー #3776 ニースロゼ 1万5千円
長さも軸の太さも、モンブランが上回っているのは一目瞭然。
軸が太すぎて、これを入れるペンケースを探すのが困難。
さて、このモンブラン<中字>で原稿用紙に実際に書いてみた。
インクはピストン式吸入式で尻軸を回して入れる。
一回入れたら、原稿用紙20枚は楽に書けることが判った。
少し拡大。
字が下手だし、誤字も2箇所あるが、そのままにした。
河出書房新社が発行している文芸誌 季刊『文藝』2017年 春号。
本文を原稿用紙で20枚ほど書写したが、省略。
バックの帆船模型は「Sir Winston Churchill」号(1965年)。1/75 スケール。木製。
おまけは次のムック。万年筆と同時に購入。
『使える!ブランド筆記具大図鑑』玄光社MOOK 2016/11/1 1600円+税
本書 P.106 に今回のモンブランの記事がある。
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