2017年3月2日木曜日

モンブランがやって来た 2017/02/25


高級万年筆のブランドの筆頭はドイツの「モンブラン」(MONTBLANC)。
その王道と言われているのが次に挙げる一本。

マイスターシュテュック ゴールドコーティング 149
Meisterstück 149 
税込で 97,200円。函館の蔦屋書店で購入。

買った夜に原稿用紙に書いてみた。3時間で10枚。
今まで他の万年筆では最高で2時間書くと疲れて手が痛くなったが
このモンブランでは全然疲れない。まだまだ続けられそうな気がした。

立派な箱に入っている。
真上から見たところ。左は紙箱、右はふた付きで開く
横から見た図


比較のため、横に文庫本サイズの手帳を置いた
縦横が各々18cmほどのサイズの箱

次に中身が入った写真を掲載する。
付属のインクは Mystery Black


ペン先を拡大して行きます。
更に拡大。
数字の4810はモンブランの標高を示す。
インクを吸入したばかりのペン先。全く汚れていないのは驚きだ。

これが説明書(SERVICE GUIDE)。Meisterstück No.149 
サイズは、縦163.4mm 横169.6mm。
右の本は文庫本サイズの手帳。
見るからに太い軸の万年筆だ。日本の3大万年筆メーカーの製品と比べてみる。


一番下が今回のモンブラン<中字>。長さ 約149mm、軸径 15.2mm。
これと比較する3本。上から、
1.セーラー プロフィット 長刀研ぎ<中細> 約3万円
2.パイロット カスタム74<極細> 1万円+税
3.プラチナ センチュリー #3776 ニースロゼ 1万5千円

長さも軸の太さも、モンブランが上回っているのは一目瞭然。
軸が太すぎて、これを入れるペンケースを探すのが困難。

さて、このモンブラン<中字>で原稿用紙に実際に書いてみた。
インクはピストン式吸入式で尻軸を回して入れる。
一回入れたら、原稿用紙20枚は楽に書けることが判った。
少し拡大。
字が下手だし、誤字も2箇所あるが、そのままにした。
河出書房新社が発行している文芸誌 季刊『文藝』2017年 春号。

本文を原稿用紙で20枚ほど書写したが、省略。
バックの帆船模型は「Sir Winston Churchill」号(1965年)。1/75 スケール。木製。

おまけは次のムック。万年筆と同時に購入。
『使える!ブランド筆記具大図鑑』玄光社MOOK 2016/11/1 1600円+税
本書 P.106 に今回のモンブランの記事がある。

0 件のコメント:

コメントを投稿