2018年8月27日月曜日

万年筆「薫風」の軸色のインクを調合

撮影時刻は午後5時20分。撮影場所は自宅の居間(南向き)。
ガラス越しに見える、背景の緑は庭木。赤いのは隣の家の屋根。
PANASONIC DMC-LX7で撮影
これが2色のインクを調合した「翠風色(すいふういろ)」です。
調合のレシピは、プラチナ万年筆「薫風」の紹介サイトにあります。

次の2つのインクを12:1の割合で混(ま)ぜます。
MIXABLE INK 「アクアブルー」と「リーフグリーン」。
PANASONIC DMC-LX7で撮影
左がリーフグリーン(Leaf Green)、右がアクアブルー(Aqua Blue) 。
真ん中が今回作った翠風色(すいふういろ)。ビンの容量はいずれも20ml。

調合キットに付属するスポイトを使って、リーフグリーンを1ml、
アクアブルーを12mlを空きビンに入れて混ぜ合わせました。

では「薫風」万年筆とこのインクの色を比べてみます。
CANON EOS 7Dで撮影

それでは、いよいよ万年筆にインクを入れて書いてみます。
PANASONIC DMC-LX7で撮影
コンデジLX7で撮影した軸の色と比べて、キヤノン EOS 7Dの色の方が実物に近いです。
ちなみにホワイトバランスは、それぞれ次の色温度に設定しました。
LX7:8000K。7D:5000K(ケルビン)。

使用した原稿用紙は コクヨ ケ-35N ヨコ書 20x20。罫線色は緑色。
プラチナ万年筆 #3776 センチュリー 薫風(中字)

原稿用紙のマス目は 7mm x 7mm。このマスに中字で漢字を書いても
きちんと収まります。

取り上げた本は次のとおり。
『潜水服は蝶の夢を見る』ジャン=ドミニック・ボービー
 La Scaphandre et le Papillon
 河野万里子訳 講談社 1998年3月5日 第1刷発行 定価1600円+税

原作から2007年にフランス本国で映画が公開。日本の公開は翌2008年。
映画のパンフレットを次に示します。横に倒して表示。


最後に調合に使用したインクの箱に入っている様子をご紹介。
比較のために新書版のコミックを置いています。
(荒木飛呂彦『岸辺露伴は動かない2』集英社 2018/7/24 \419+税)

本の下に「万年筆インク調合キット」。
その右はMIXABLE INK オーロラブルー(Aurora Blue) 60ml ボトル。

横に3個並んでいるのは同じMIXABLE INKの20mlのボトル。
左からアクアブルー、リーフグリーン、そして空のボトル。
 調合キットのフタを空けると、丸い半透明のボトルが2個。
左は薄め液、右は空ボトル。容量はどちらも60ml。スポイト2個。
インク名のラベルは字が小さすぎて良く見えません。



 20mlのボトルは上から見ると菱形をしています。



調合する前のインクボトルの内容です。

撮影風景です。カメラとレンズは富士フイルムX-T1+XF56mm F1.2APD。

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