2018年4月11日水曜日

万年筆で般若心経を写経

先月末に購入した万年筆、デルタの「ドルチェビータ パピヨン」で
筆慣らしのため、原稿用紙に般若心経を書写しました。

この万年筆は14金ペンなんですが、鉄ペンみたいに硬くて、
インクフローも今ひとつ。それを改良するために、インクは
Pelikanの4001 バイオレット(紫)を入れ、原稿用紙10枚以上
書いてみました。

どちらかと言うと、紙を選ぶ万年筆だと思います。
コクヨやアピカの原稿用紙に書くと、カリカリ感があります。

「あたぼう」の碧翡翠(あおひすい)、通称カワセミの原稿用紙に
書くと、紙がツルツルなので、滑(すべ)るように書けます。

函館蔦屋(つたや)書店の万年筆コーナーで試し書きに使った
用紙(アウロラの紙)もツルツルで、これに書くと、ぬらぬら感が
しました。




400字詰めの原稿用紙にぴったり収まる字数です。書写の所用時間は30分。
途中で2箇所ほど書き誤りがありますが、何度も書く内に慣れて間違いも
少なくなるのではないかと思います。

書写するのに使った原本は次のとおりです。

雑誌「リフィル通信」Vol.7(1988年)の付録のリフィルの中に
「お経読本」が含まれていました。般若心経の他に、日蓮宗で読誦
(どくじゅ)する「妙法蓮華経」方便品第二なども入っています。

このリフィルはバイブルサイズです。




1988年(昭和63年)発行の雑誌「リフィル通信」はシステム手帳ブームに
合わせて発行されていました。

私もその10年後の再ブームの時にファイロファックスの数万円もする
バイブルサイズの手帳やA5サイズの手帳を買ったことがあります。

それらは友人にプレゼントして、手元にあるのはBindexの茶皮の
バイブルサイズ手帳。

去年、ヤフオクに格安のファイロファックス A5手帳が出ていたので
思わず落札していました。

1988年は今から30年前、翌年は平成元年ですね。
ついでに、「Special リフィル通信」Vol.4(1988年10月20日発行)
(A5判オリジナルリフィル大全)表紙と裏表紙をお目に掛けます。
この雑誌で唯一保存していたもの。


この号のサイズは横がA4とほぼ同じ21.2cm、縦が25.7cm
(A4より4cm短い)です。

バイブルサイズは持ち歩くのに小さいのですが、書くスペースが狭い。
それに比べて、A5サイズは面積が2倍以上あるので、余裕を持って書けます。

私は現在、A5サイズのリフィルを使っています。但し、ベルトで留める
タイプのではなく、ゴムバンドで留める手帳にしています。
書く時にベルトあると邪魔ですから。

次にそのA5のリフィルの見本を2枚挙げます。


使っている用紙は LIFEのノーブルリフィルA5(6穴)5mm方眼でクリーム色。
紙の色が白だと光が反射して眩(まぶ)しいので。型番は R300。

(上のリフィル2枚は、白っぽく見えますが、スキャナーでの
読み取り時に、背景を白くされたみたいです)

リフィルの読み取りには、ScanSnap S1500を使用しました。
これは5年くらい前に買ったのですが、本を100冊ほどバラして
読み込ませて、PDFにするのが目的で購入。

使ったのは1年程度で、すっかりホコリをかぶっていたものです。
その時に重さが20kg以上もある裁断機も買ったのですが、これも今は
ほとんど使っていません。

なお、雑誌の表紙のスキャンには次のスキャナーを使用。
 エプソン GT-9300UF(Windows用)
これまた10年以上前の機種ですが、立派に動きます
写真のフイルムやスライドを読み込むのにも使えます。

2018年4月9日月曜日

エアロダイナ万年筆(ワンチャー)

最近、万年筆の参考になるカッコいいサイトを見つけました。

たかぎし123どっとこむ
その中で最も参考になった記事は次のとおりです。
おすすめの万年筆ランキング!30本使ってみて良かった万年筆

万年筆歴3年とのことですが、よくぞここまで書いて下さったと
頭が下がります。

万年筆メーカーのワンチャーから製品のレビュー依頼を受けた記事
【ワンチャーのエアロダイナ】洗練されたデザインとぬらぬらな書き味の万年筆

その内容を読んで感銘を受けたので、私もこの製品を楽天で購入しました。
4月7日(土)に到着。
青い箱に入っています。上は製品保証書。1年間の保証が付いています。

アルミ製のシルバー軸を選びました。軸の色はブラックとグレーもあります。
楽天では字幅が<F>と<M>の2種類から選べます。今回は<F>ニブに。
コンバーターと欧州共通規格のインクカートリッジ(黒)が1本付属。
ニブはドイツ製のステンレススチールだそうです。

インクフローが潤沢過ぎて、紙に滲(にじ)みや裏抜けが多いとのこと。
それでインクはペリカンの4001ブラックを入れました。中性で粘度が高いので。
コンバーターとインク込みの重さは28g。




ペン先がかなり隠れています。フーデッドニブと呼ぶそうです。


撮影に使った機材は
カメラ:富士フイルム X-T1
レンズ:同 XF56mm F1.2 APD (35mm換算 85mm相当)

ペン先を拡大するために上のクローズアップレンズを装着しました。
フィルター径62mm、No.5(撮影距離15~20cm)

以下はエアロダイナ万年筆で書いた試し書きです。
原稿用紙はアピカのA4判 400字詰 20枚入り、中性紙。
半分に折って6穴パンチで穴を空け、A5判のバインダーに収録。

出処:日本経済新聞 コラム「プロムナード」から
芥川賞作家・村田沙耶香さんの文章(2018/4/4 掲載)

書き味は確かに、ぬるぬるで非常に気持ちが良いです。

軸は、ぱっと見、ラミーの「ラミー2000」のアルミ軸(3万円+税)に
似ていて高級感があります。

初めて買う万年筆としては満足する出来栄えですね。

2018年4月5日木曜日

ドルチェビータをお迎え

憧(あこが)れの万年筆 デルタのドルチェビータを3月末に
函館蔦屋書店の万年筆コーナーで見ました。オレンジ色の3本。


 良く見ると、右の1本はボールペン。他の2本が万年筆 ドルチェビータ パピヨン。
字幅は左端が<F>で真ん中が<M>。
なんとデルタ社が2018年2月に廃業となり、在庫処分品の3割引セール。

これを見たのが3月28日。翌日の29日に<F>ニブを買いました。分割払いで。
割引前の定価が 63,000円+税。割引後は44,100円+税。税込 47,628円也。
もちろん、購入前に試し書きをしました。

以下、我が家にお迎えした写真です。
 紙製の手提げ袋です。
 右の黄色の紙箱を開けると、黒いビロードに覆われたケースが現れます。
ちなみに、左の本のサイズは縦18.8cm×横13cm。単行本サイズ。
 黄色の取扱説明書と白い保証書。
 コンバーターが内蔵。黒のインクカートリッジが1本だけ。
 コンバーターはデルタ社の純正です。キャップは、ねじ込み式。
キャップをはずして尻軸に付ける際も、ねじ込むのが面倒くさい。

 セーラーの合皮のペンケース(5,000円+税)に入れてみました。
 左のノートは LIFEのノーブルノート。A5サイズ 罫線入り。


上から、メーカー名・製品名・金の含有量・字幅・重さ。
デルタ ドルチェビータ パピヨン 14金 <F> 33g
アウロラ イプシロン レッド軸 14金 <EF> 23g
ペリカン スーベレーン M800 18金 <EF> 30g
パイロット ジャスタス95 14金 <FM> 28g
モンブラン マイスターシュテュック 149 18金 <M> 33g
 パイロットのインキ色彩雫シリーズ「紫陽花(あじさい)」を入れて書いてみました。400字詰の原稿用紙4枚。
オレンジ色の胴軸と首軸の間に段差があります。境目がペン先から約5cm。
ちょうど持った時に指が来る箇所。



上の原稿用紙は次の万年筆で記入。法華経の方便品第二から。
セーラー プロフィット21 長刀(なぎなた)研(と)ぎ 21金 <MF> 25g
これにセーラーの顔料インク「青墨(せいぼく)」を入れて。

ドルチェビータ パピヨンの書き味ですが、紙の当たりがカリカリしていて
インクフローは少ない。滑(なめ)らかとは言い難い。

左のペリカン スーベレーン M800 <EF> の書きやすさとは大違い。

おまけに先に挙げたように、首軸と胴軸の間の段差が大きいため、そこに
指が当たって書きづらい。1時間半ほど書いたら、手が痛くなりました。
さしあたっての解決法は何かで段差を埋めること。

(ここまでの写真はパナソニックのコンデジ DMC-TZ30で撮影)

以下の写真は 富士フイルムのミラーレス一眼 X-T1 に次のレンズを装着。
富士フイルム XF56mm F1.2R  APD (35mm換算85mm相当の焦点距離)










赤いのはボールペンのグリップを半分に切って付けたもの。材質はソフトなスポンジのよう。
段差が解消されて、とても持ちやすくなりました。

これで段差の問題は解決したが、書き終えた時は、このグリップを外さないと
キャップが出来ないのは仕方ない。長時間書き物をする時はグリップを着け、
そうでない時はグリップ無しで書くことにする。

パイロットの3本差ペンケースに入れてみました。15,000円+税。
左端のはボールペン ぺんてるのトラディオ 0.5極細(エナージェルインク)。

4月4日(水) インクが無くなったので、洗って次のインクに変えました。
ペリカン 4001  バイオレット(紫)

インクフローは少し改善しました。割と細い字が書けます。
なお、キャップを付けないと短くて持ちにくいです。