2013年12月14日土曜日

夜景 : 函館の金森倉庫前 クリスマスファンタジー

12月13日(金)午後5時、吹雪の中、函館市末広町の金森赤レンガ倉庫の前にあるクリスマスツリーを目当てに行ってみた。

撮影機材と撮影条件は次のとおり。
カメラ:富士フイルム X-Pro1 (ミラーレス一眼 APS-C 1630万画素)
交換レンズ:標準ズームレンズXC16-50mm F3.5-5.6 OIS(手振れ補正)
フィルター:Kenko R-CROSS SCREEN (フィルター径:58mm)
共通条件:絞り優先、ISO AUTO(上限3200)、ホワイトバランス(WB) 電球、
 フィルムシミュレーションはPROVIA/スタンダード

午後4時半頃に倉庫の近所、十字街のまちづくりセンターの駐車場に乗って来た軽自動車を停める。まだ辺りは暗くなる一歩手前に付き、ここで時間つぶし。

(露出時間1/30秒、ISO 1600、F3.5 24mm(35mm換算))
一応、クロスフィルターの効き目をテスト。今日、初めて付けて撮影してみた。これは父がフィルムカメラの時に使っていたもので、おそらく20年近く前のものだろう。館内は明るいが効果の程が良く解った。5時まで北海道新聞を読んでいた。

5時過ぎに外に出てみると吹雪である。風が強く、目を開けていられないほど。クリスマスファンタジーの会場まで歩いて行くのは辛い。と言っても200m位しか離れていないのだが。

会場まで行く途中の街路樹。クルマの中から撮影。函館駅前に通ずる道は渋滞していた。

軟弱な私はクルマで会場のそばまで行った。倉庫の入り口には有料駐車場があるが、近所に路上駐車。遠くから見ても、ほとんど人が居ない。平日の金曜日だから観光客も居なくて当然だ。

このツリーは函館市と友好都市のカナダ・ハリファックス市からの贈り物。
艀(はしけ)の上のツリーは強風のため、先端が斜めになっていた。

この写真では、はっきりとは解らないが、吹雪が舞っている。寒い。
上の方をズーム。風が強くて手振れしてしまったのか、クロスの光は目立たない。三脚はクルマに置いてあるが、面倒なので持たず、近くの建物に体を押しつけて撮った。
今度は下半分を等倍で表示してみた。やはり、わずかに手振れしているようだ。
ツリーの向かい側。話し声がする。日本語ではない。どうやら台湾からの観光客のようだ。吹雪は止まない。降る雪の量は大したことはないが、とにかく風が強い。
高さ2m程度の小さなツリー。クロス効果が効き過ぎだ。

もう一度ツリーに向き合う。みごとに先がひん曲がっている。
ようやく吹雪の勢いが少し収まって来た。

カメラに付いた雪が溶けていた。ぬれる前に撤収しよう。

寒いし風は強いしで、知らぬ間に猫背になって歩いていたためか、どの写真も水平でないのが残念。本当は単焦点でも撮りたかったが、まさか雪が降っている時にレンズ交換も出来ない。売店の中でやるにしても、雪が溶けた水がカメラ本体に入るのは避けたい。

次回はカメラを2台用意して、一方に単焦点、もう片方にズームレンズを付けて撮影に当たりたい。その時はキヤノン EOS 5D Mark2にタムロン 70-200mm 全域F2.8を持参して、もちろん三脚を立てて、存分にその威力を確かめる所存。

さて、明日14日(土)は夕方5時にロープウェイ乗り場に集合。6時から函館山の上で開催される夜景愛好会サミットに参加する予定だ。主催はラッキーピエロ(ハンバーガーショップ)。

去年は猛吹雪でロープウェイの運行が止まり、この会も中止の憂き目を見た。
今年こそ晴れて欲しいものだ。

今日の反省点としては、カメラをビニール袋に入れて運んでいる最中に露出補正のダイヤルが回ってしまい、結果として露出が「-1」になっていた。次回は画質をFINE+RAWとして、後から修正できる体勢で望みたい。(折角、直前にカメラバッグを買っていたのだが、荷物を持ちたくなくて、クルマに残したたため、バッグは使わなかった)

おっと、クロスフィルターの角度も、いつの間にか変わっていた、最初は少し斜めになっていて、格好良かったのだが……。吹雪でなければ、きちんと再生してチェックしていた筈(はず)だが、寒くて余裕が無かった。言い訳ですが。素人だから簡単に愚痴をこぼせるが、一発勝負のプロなら、どんな条件でも顧客の満足の行く作品を残すだろう。要するに私はプロ意識が足りないということだ。

そういえば、今回はレンズフードも付けずにやっていたが、夜景の撮影では付けた方が良かったのだろうか? 素人なので、良く知らない。調べてみよう。

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