北海道新聞・夕刊付録「みなみ風」2016年9月27日(火) 第5539号より
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/donan/1-0320541.html
(見出し)
3年かけた大作「素焼きレリーフ」
トラピスチヌ修道院 完成祝い式典
カメラ:FUJIFILM X-T1 Graphite Silver 撮影日時:2016/10/15 17:01
使用レンズ:FUJIFILM XF10-24mm F4
焦点距離:10mm(35mm換算15mm相当)
絞り:F7.1、シャッター速度:1/8秒、ISO感度:200
露出補正:-1.0EV(マイナス補正)
ホワイトバランス:太陽光
フィルムシミュレーション:Provia(Standard)
(以下、特に明記しない限り、上の機材で撮影)
(紙面・本文より引用)
函館市上湯川町の「天使の聖母 トラピスチヌ修道院」で
22日、3年前から制作が進められていたレリーフの完成を
祝う「祝別式」が行われた。レリーフは「聖家族」をテーマと
しており、修道院前庭にある通用門の正面に三つが取り付けられた。
レリーフは、大天使ガブリエルが現れる「受胎告知」(向かって左)、
馬小屋の下で聖母マリアが子イエスを抱く「主の降誕」(中央)、
イエスが生後すぐにロバに乗り、エジプトに逃げる家族の姿を
表現した「聖家族のエジプト逃避」(右)の三つ。
いずれも聖母マリアを主体にしたテラコッタ(素焼き)で、「主の降誕」が高さ約6メートル、幅約3メートル。「受胎告知」と「聖家族のエジプト逃避」はそれぞれ高さ約3メートル、幅約3メートル。同修道院の「旅人の聖堂」などを手がけた東京の建築家で、東大名誉教授の香山寿夫さん(79)が3年前にデッサンを起こすなど制作に着手した。
カメラ:CANON EOS 6D 撮影日時:2016/07/29 11:59
レンズ:CANON EF50mm F1.8 Ⅱ(一世代前)
焦点距離:50mm
絞り:F8、シャッター速度:1/100秒、ISO感度:100
ホワイトバランス:太陽光
ピクチャースタイル:風景
去年(2015年11月)設置されたレリーフ「主の降誕」(中央)を
50mm標準レンズでも切り取ってみました。
レリーフの一番下には次の文字が見える。
NATIVITY OF CHRIST AUG.2・2015 H/K
最初の3語は「キリストの降誕」という意味。
つまりイエス・キリストの誕生のこと。キリストは救世主を指す言葉。
イエスの降誕は新約聖書の『マタイによる福音書』と『ルカによる福音書』に書かれている。
聖母マリアが抱く嬰児イエスと後ろに立つ夫ヨセフ
ANNUNCIATION JUNE 16, 2016 HK
大天使ガブリエル(Gabriel)が聖母マリアに伝える受胎告知の場面。受胎告知をテーマとする有名な西洋絵画は沢山ある。その一部。
レオナルド・ダ・ヴィンチ(ウフィッツィ美術館)
ボッティチェリ(ウフィッツィ美術館)
エル・グレコ(大原美術館)
ルーベンス(ウィーン美術史美術館)
FLIGHT INTO EGYPT JUNE 30, 2016 HK
イエスが生後すぐにロバに乗り、エジプトに逃げる家族の姿を
表現した「聖家族のエジプト逃避」(右)聖母子はロバに乗っています。
さて、修道院前庭にある通用門は目立たないところにあります。
焦点距離:24mm(35mm換算36.6mm相当)
これは入り口から真っ直ぐ入った中央付近。通用門はその右手に。
焦点距離:24mm(35mm換算36.6mm相当)
こんな風に大樹が手前の正面にあるため、見過ごしてしまいます。
焦点距離:15mm(35mm換算23mm相当)
もう日没の時間となりました。
左側は函館山のシルエット。
入り口を入ったところにある大天使ミカエル(Michael)。
西日が剣に当たって光っている。ドラゴン退治で有名。大天使軍団長。
ジャンヌ・ダルクに神の啓示を与えたという説がある。
トラピスチヌ修道院の入り口。夏場は夕方5時(冬は4時)に閉門。
門を出た向かいに「市民の森公園」がある。大部、紅葉してきた。
でもって、お腹が空いたので、ラッキーピエロ戸倉店に寄った。
大人気チャイニーズ・チキンカレー
デザートにチーズケーキとホットコーヒー
以上で「トラピスチヌ修道院のレリーフ」は終了。
ご覧戴きありがとうございます。
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