2012年12月30日日曜日

iPad mini と文庫・新書の大きさの比較

1.左から中公新書、iPad mini (画面7.9インチ)、岩波文庫の順。
真ん中のiPad mini には自炊した本の画像(PDF)が映っています。
新書のサイズは 縦17.3cm×横11cm。文庫は縦14.8cm×横10.5cm。
iPad mini では 縦16cm×12cm。

2.では次に新書の本文と画面を比べてみます。
iPad mini に入れたPDFは、本文の上下の余白を少し縮めています。
ですから右の画像の文字の方が新書の文字よりも若干大きく表示されています。

3.今度は左から新書、一般的なPaperbacks、大きめのPaperbacks。
サイズはそれぞれ縦17.3cm×横11cm、17.4cm×10.5cm、20.3cm×13.2cm。
一応、書名は次のとおり。
A. 湯浅治久『戦国仏教』中公新書 2009年
B. Robert Ludlum "The Bourne Identity" ,Bantum Books
C. The Dryden Translation "Plutarch's Lives, Volume Ⅱ",Modern Library Classics

Bはご存じスパイアクション映画「ボーン・アイデンティティ」の原作本。
Cはドライデン訳『プルターク英雄伝』第2巻(全2巻)の英訳本。(原典はギリシア語)

4. AmazonのKindle版の書籍を3冊買ってみました。いずれも無料。
一旦「PC経由で転送」という条件でPCにダウンロードします。
それをDropBox経由でiPad mini に入れました。
それらの本は、iPad用のKindleアプリで読み込みます。



紙の本と比べてみると、画面に表示された文字は米粒くらい。
大文字1つが縦横1mmと小さくて、これでは目が疲れます。
iPad2でも小さいのではないかと思います。

結局、これらのKindle本は紙の本の画像を取り込んでいるだけなので、文字のサイズを変えられないのです。これでは自分で自炊した本と変わりません。

そうなると、折角Kindle paperwhiteで英語の原書を読もうと買ったのに、意味がありません。iPad mini に比べて画面が6インチと小さいのですから。

私が考えていたKindle本は、元データがテキストファイルで、文字サイズが変えられるものでした。それと、Kindle paperwhite内蔵の英和辞典で意味の解らない単語を検索したい。あるいは人名で検索したいなどの希望を持っていました。

ところが、上のような状態ではガッカリだよ。いくら無料でも読む気がしないから。

「プルターク英雄伝」の紙の本2冊を注文しておいて良かったです。
なんて、本末転倒な話だ。

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