2013年1月5日土曜日

予言:日本の電子書籍市場は5年以内に終わる

2010年が電子書籍元年と言われていたので、5年以内とは2014年までにという意味だ。
つまり、既に3年経過しているので、正味2年しか残されていないのだ。
その頃には、紙の本も5000億円市場から2000億円台に激減しているだろう。
(以上、無責任な予言。そして誰も本を読まなくなった。おしまい)

日経新聞の元旦号のIT特集に、電子書籍の将来について載っていた。その中で目に止まった内容。講談社は毎月40冊の電子書籍を発行する、と書かれていた。1年間でたった480冊か。

おれの1年間に買う本の冊数よりも少ないぞ。去年までは年に500冊から、多い時で1000冊くらい買っていた。それが十年以上続いている。もちろん金持ちではないので、新刊は数十冊で残りはブックオフの105円コーナーで見つけたものが大部分だが。

それに例えば、池上彰の『世界を変えた10冊の本』(文藝春秋)を買ったら、その中に紹介されている本の中で持っていないのがあったら、必ず買うようにしている。その他の書評本の場合も同様だ。だから本の増殖が止まらない。基本的に図書館から借りて良いと思った本は買うことにしているので、更に本が増えて行く。

電子書籍になるのを待てないんだ。去年の7月に、もう還暦を迎えたので、余命10年から20年の間に読める本など限られている。各出版社も年に1000冊くらい電子書籍を出さないと誰も買わなくなってしまうぞ。

ところで、アメリカでは紙の本よりも電子本の売り上げが多いと聞くが、一体何人が読んでいるのか? 本を買う人口を示されないと信用出来ないな。日本のパチンコ業界は年に5兆円の売上だが、出版社は5000億円未満の売上しかないと読んだことがある。もう10年続けて日本では売上が下り坂の一途をたどっている。儲からないなら、出版業も終わりだね。ということは電子書籍以前に紙の本が出なくなることも考えられる。

AmazonなんかもKindle版の電子本が売れないと解ったら、5年以内に日本の市場から撤退するに決まっている。日本語の本だって40代以上の男しか買って読まないと思われるので、彼らが退職した後には誰も本を買わなくなり、これで日本から出版社も書店も一斉に無くなる日が時々刻々と近づいていると思うのは私だけなら良いがなぁー。


函館市の図書館のリクエストを見ると、東野圭吾の新刊が出るたびに数百人が群がっている。それだけの人が本を新刊で買わないということだ。毎月ケータイの支払いに数千円(から1万円ほど)も出しているはずなのに、本への出費は全然無しかよ。文教堂でも立ち読みばっかり。いつも図書館の帰りに寄っているが、私以外に本を買う人の姿は数えるほど。漫画コーナーにも群がっているが誰も買わない。

そういえば、毎週のようにブックオフでいつも段ボール箱1つ分の本を買うのだが、基本的に売らない主義なのでたまる一方。本棚に収まらないので、箱に入れて積んでいる。家の中はジャングルのような有様。たぶん、私が死んだら、全部ブックオフ行きか燃えるゴミになるのだろうな。図書館には1000冊ほど寄贈したが、もう持って来ないでくれと言われた。漫画本も数千冊を児童館など数カ所に寄贈。でもまだ一杯残っている。

本に囲まれていて幸せな一生だった。(って、まだ10年以上は生きるつもりだが)後悔は無いです。

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