元マイクロソフト日本の社長だった成毛 眞(なるけ・まこと)さんの本は
出るたびに買って読んでいます。
1.成毛 眞『大人げない大人になれ!』ダイヤモンド社 2009年
2.成毛 眞『日本人の9割に英語はいらない』祥伝社 2011年
3.成毛 眞『就活に「日経」はいらない』新潮社 2011年
1と2はアマゾンの古本で500円以下で手に入ります。
1の中の各項目の見出しは意表を突いたものです。
・我慢なんてしなくていい
・目標を持ってはいけない
・自分を変えるなんて無理
こんな感じです。どうですか。読みたくなりませんか?
この線で行けば「自分探し」なんてナンセンスですね。
話は変わりますが、
先週、映画「聯合(れんごう)艦隊司令長官 山本五十六」を見ました。
半藤一利『山本五十六』平凡社ライブラリー 2011年
(親本は2007年、平凡社刊)
本書の帯によると、この映画は「半藤一利氏・全面監修による映画」。
私は日本の歴史に疎いので、山本五十六についても無知でした。
映画の中でびっくりしたエピソードがあります。あり得ないよー!
空母赤城の南雲中将が上官たる山本司令長官の命令を無視したため
ミッドウェイ海戦において空母4隻を失い、大敗を喫したこと。
山本が米空母は間違いなく来るので、飛行機に魚雷を抱かせよと
指示したのに、南雲は空母は来ないと決めつけて、それに対処しなかった。
この話を80歳の知人にしたところ、山本は海軍で南雲は陸軍だった。
海軍と陸軍は犬猿の仲だったのが、命令を素直に聞けない理由だ
阿川弘之『山本五十六』(上下)新潮文庫 1973年
こちらの方が有名かも知れません。82歳の母も読んだと言っていました。
今年の夏に還暦を迎える私は、どちらも未読なので、これから読むところです。
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