2012年3月5日月曜日

ソビエト宇宙画集『星は我らを待っている』

昭和45年の高校3年生の時にSFマガジンに次の画集の広告を見つけ
即座に注文。この本を原語で読みたいと思ったからです。

А.ЛЕОНОВ,А.СОКОЛОВ
『ЖДИТЕ НАС,ЗВЕЗДЫ』
Молодая гвардия,1967

(A. Leonov, A. Sokolov "THE STARS ARE AWATING US"
レオーノフ&ソーコロフ『星は我らを待っている』若き親衛隊社 1967年)
サイズは縦26cm×横25.5cm。108ページ。
発売元はナウカ。値段は2千円弱でした。露英対訳。別冊として、
フランス語・ドイツ語・スペイン語の訳が付いています。

当時はソ連(ソビエト連邦)が健在で、米ソの2大勢力が競い合っていた時代。
4年後の昭和49年(1974年)に石油ショックが来るとは誰も知らない。

このSF画集から、いくつか、ご紹介します。

上は、別の銀河系の知性が建造した電波を出している施設


ASSEMBLYMEN  IN  SPACE (宇宙の組立作業員たち)
ON  A  LUNAR  COSMODROME (月基地にて)
HELLO, EARTH
ON  A  MARTIAN  SATELLITE (火星の衛星で)
SAND  STORM (火星の砂嵐)
NEAR  VOLCANIC  CRATER (金星の火山の噴火口付近)
GLOBE-LIGHTNING  AHEAD (金星の球状稲妻を前にして)
PENNANT  FOUND (地球から金星に向けて発射した金属球を発見)
TAKE-OFF  FROM  PLUTO (冥王星からの離陸)
SPACESHIP  PASSING  DOUBLE  STAR (光子宇宙船が連星を通過する)
ORGANISMS  GO  HUNTING (有機体生命が狩りにやって来る)
A  JUMP  INTO  ANTIWORLD (反世界への跳躍)
上は最後のページに掲載されている絵。
人類が地球の軌道に出てから太陽系内を探検し、さらに別の銀河系に行って異星の生物に遭遇するまでを描いた画集。続編・続々編も出た。全部買ったが知人にプレゼント。

去年の夏に東京のナウカで同じ画集を求めた。それがこれだ。

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