2013年10月22日火曜日

蜂の巣をのぞく2__LX7で 20131021

暗いところをフラッシュをたかずに明るく写せるカメラがあるんだよ。
パナソニック LUMIX-LX7 がそれだ。久しく出番が無かったので、
この機会に活躍してもらおうか。

ライカの広角開放F1.4のレンズを積んでいる。1000万画素。ボディは白。
ズーム倍率が3.8倍と非力なので、普段は食事のシーンを中心に使用。

X-M1よりも見やすいね。空は白いので、どうにもならないが。

ズームで寄ってみる。ライトは不要。

斜めからだと、六角形が良く見えない。次のは下側から見上げるように。


いかがでしょうか? きれいですね。

これが、ほぼ真下から見た全体像。3階建ての一番下の部分。生きた幼虫が1匹だけ居た。

左の母屋と右の車庫の間に、シンボルツリーとしてオンコの木がある。
高さ3m以上。巣の位置は2mあたり。赤い実はほとんど落ちてしまった。
手前の車道側から見たところ。植木バサミで、目の前をさえぎる
邪魔な枝はバッサリ切ってしまった。


真横から見たところ。30分以上経つが、蜂の一匹も出て来ない。
いよいよ枝から取り外してみよう。

左のDVDケースの縦は19cm。大きさの比較として置いてみた。丸い穴が
ひとつ。これが蜂の唯一の出入り口。

今度は巣をひっくり返してみた。

これがハニカム構造なのだ。自然の造形美。すごいね。

なんと、一匹だけ生きた幼虫が見えた。

動いている。

ちなみに上のDVD、昔、ビデオテープの時代に、深夜放送でやっていた。
あの時は愛川欽也が吹き替えで、殺人事件の法廷場面では笑った笑った。

あれから20年以上経つが、一向にNHKのBS-HiVisionでやらない。レンタル
ビデオ屋にも無いので、先日アマゾンから買った。もったいなくて未視聴。

肝心の幼虫の部分はピンぼけ。いわゆる後ピンだな。

右側にも幼虫が見えるが、ピクとも動かない。

細い枝で幼虫を中から引きずり出した。右側の黄色と茶の部分。
出すときに枝を突き刺して、つぶしてしまった。

さて、3階建ての一番下の部分を取り外して、左手に持ったところ。
なんと、右側の2階部分に生きた幼虫が7匹も居た。

真ん中あたりの黄色いのがそれ。



一番下の拡大写真が一番はっきりと幼虫が見える。動いている様をカメラの
ビデオにも撮ったが、手持ちだと、どうしてもブレるので難しい。
はっきり言って、気持ち悪い。

3階部分を取り外して、裏返したところ。

外側の皮を取りはずして、2階部分(右側)を露出した。
上側の白っぽい部分が3階(一番上)部分。


3階にも六角形が良く見える。

2階部分が左側。真ん中が3階。右側が1階(一番上)、ここには幼虫無し。
2階と3階を裏返したところ。

付け根の部分より手前が前ピンに。

今度は付け根にピントが合っている。こんなに少ない面積で大きな部分を
支えている。それだけ巣が軽いってこと。

下の黒い虫みたいなのは糞なのかな? 固くなってこびりついている。

2階部分の拡大図。

こちらは1階(一番てっぺん)。精密に出来ている。

立てたところ。


枝に付いていた部分を引っ張ってとったので、てっぺんに穴が開いている。

出入り口のまわりを無理矢理はがした破片。
以上で、しつこく40枚も写真に撮ったパナソニック LX7の巻は終わり。

さて、続く3回目は、いよいよキヤノンのフルサイズにマクロレンズを
付けて、幼虫を間近に見てみることにしよう。

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