2013年10月25日金曜日

富士フイルム X-M1とコンデジを比較する

以前、5台のコンデジ等(Pentax Q10含む)の大きさを比較したことがあります。
あれから半年経ちますが、今度は FUJIFILM X-M1とコンデジ2台との単純なサイズ比較です。

カメラの下のマットのマス目は1cmですので、見た目の大きさが大体分かるでしょう。各カメラのボディのサイズは詳しく書いても、余り意味がないので省略します。一番小さなコンデジも持ったことが無い人も今時いないでしょうから。

ちなみに、撮影に使ったのは下記の表の0番目です。
写真に写っているのが 1~3のカメラです。

最初に基本的なスペックを「メーカー仕様表」から抜粋します。

メーカー 型番 ズーム 35mm換算焦点距離 有効画素数 撮像素子 本体重量(バッテリ込み)
0.SONY Cyber-shot DSC-HX5V 10倍(25-250mm) 1020万 1/2.4型 170g(200g)

1.Panasonic LUMIX DMC-TZ30 20倍(24-480mm) 1410万 1/2.33型 184g(206g)

2.Panasonic LUMIX DMC-LX7 3.8倍(24-90mm) 1010万 1/1.7型 269g(298g)

3.FUJIFILM X-M1  ―― 1630万 APS-C(*1) 280g(330g) 420g(*2 レンズ込み)

 *1 35.6mm X 15.7mm
 *2 単焦点レンズ XF27mm F2.8(35mm換算:41mm)
左上が LUMIX DMC-TZ30、左下が DMC-LX7、右下がメインの X-M1です。
X-M1だけはレンズ交換式なので、ここでは単焦点レンズを付けています。

次に裏返してみます。液晶に不気味なものが写っていますが、ご容赦下さい。

続いて真上から撮ったところ。

斜めになってしまいましたが、一番下 TZ30がコンデジの普通サイズ。
真ん中の LX7 がそれより一寸大きいかな。ズボンのポケットには入りません。
一番上の X-M1 はもう一回りデカくなった感じ。ボディケースを付けて首から提げると様になる。

グリップの深さは、どれも似たようなもの。重量200g程度の TZ30 は片手持ちでも軽々と。 300gのLX7 は一寸重いけど短時間なら何とかなる。

420gのX-M1 は液晶の右側の親指が当たる部分に滑り止めのボッチがあるが、汗ですべりそう。ここはやはり(本体下と一緒に)レンズを左手で支えて持つのが安全ですね。

X-M1のストラップを首から提げても単焦点レンズなら、軽くて全然負担にならない。買うときにボディ色をブラウンにしたのも、ボディケースを付けずに撮影するスタイルで結構だと思ったからだ。

最後に X-M1 を裏返してみた。ご覧のとおり、三脚の穴の位置がレンズの中心から2cmもズレている。なんでだろ~、なんでだろ~?

一番最初の写真(真上から)を見ると、本体上部のホットシューの位置はレンズの中心にピッタリ合っている。このホットシューには別売のクリップオン・フラッシュが付けられる。

何の落ちにもなっていません。画質がどうのこうのという話でもないし。

最後に横幅だけでも一応書いてみるか。X-M1が12cmで TZ30 が10cm。LX7 は、その中間ということでいいでしょうか。だから何だと言われても困るが。

あっ、そうだ。このカメラ X-M1 を買って一番良かったことを一言。

今まで Wi-Fi 機能の付いたカメラは持っていなかったんですが、X-M1 には付いているんですよ。庭の紅葉の写真や蜂の巣の写真を iPad に転送するのに今回使いましたが、思わず薬師丸ひろ子の声で「快感」と叫びたくなるほど。

もちろん、チルト式の液晶も良いね。まだ使っていませんが、あれば安心だ。

(余談ですが、これを買う前に検討したキヤノンの EOS-M、AFが遅くて平凡なので、驚きが無い。魅力がない。安いだけ。レンズも少ないし。次回作は出るのでしょうか?)

それを言ったら、富士フイルムの X シリーズは、どれも AF が遅いぢゃーないかと、つっこみが入りそうだが、私は許す。どうせ、スポーツなどの動きものには興味がないし、風景や人物を撮るのには余り関係ない。この値段で画質が良いというだけでオッケー。高望みはしない。高級一眼レフに金を注ぎ込むよりも、その分、旅行に行く費用や美味しいものを食べるのに遣った方が良いと思う。

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