2012年1月29日日曜日

一太郎でシステム手帳のリフィルを作成

図書館から借りてきた次の本を読んでいたら、システム手帳のリフィル(用紙)を作る話が沢山出てくる。それを見たら、自分もやってみたくなりました。と言っても新規なことは全然していません。

舘神龍彦『手帳カスタマイズ』ダイヤモンド社 2011/12/1 \1,500+税
――最強の「マイ手帳」を作る58のヒント

使用機材は次のとおり。
1.ボードPC : SONY VAIO-J VPCJ218FJ/W(2011年 夏モデル)
2.A3プリンタ複合機 : Brother MFC-6490CN
3.ワープロソフト : 一太郎2010

システム手帳(バイブルサイズ)のリフィル作成については、次のサイトを参考にしました。「リフィルメイト」のホームページの中の「一太郎の設定方法」。
上の参考サイトの内容を簡単にまとめてみました。一太郎2010で新規文書を作り、上の写真の設定で、新しい用紙を2つ作成。名前は、「システム手帳・右ページ」と「システム手帳・左ページ」。左右の余白のマージンが異なるだけで、他の内容は同じ。
出来上がりの見開きがこれです。この例は岩波文庫の探求書を入れてあります。左ページが普通に印刷したもの。右ページは高速印刷にしたので、インクが若干薄くなっていますが、読むのに支障ありません。
ちなみに字の大きさは、「図書館の新刊」は16ポイント。それ以外は10.5ポイント。一番下の「神も仏も大好きな日本人」だけ8ポイントにしてあります。老眼なので、これがギリギリ読めるサイズです。

以下に、ここで使っているスリムなシステム手帳のバインダーをご紹介します。
函館市の隣にある北斗市(旧・上磯町)の石田文具で購入したもの。色は茶ですが、同じサイズで黒のも持っています。

メーカーは「Keyword」。商品名は「System Binder」。バイブルサイズです。閉じた時の厚さは1.5cmとスリムです。値段は1500円程度だったと思います。本皮ではなく、合皮(ポリウレタン)です。ちなみにリング径は10mm。

これの用途は、買う予定の本や図書館の新刊情報などをメモすることに限定しています。だから、予定などは一切書きません。

 これが良いところは開くと、ほぼ180度の状態になり、勝手に閉じないこと。もし本皮なら、どうしても閉じ気味になります。
 はじめから付いてきたリフィルは外して、横罫線入りの用紙(DATA PLAN DP953)と、別に買った薄いプラスチック製のカレンダーだけを綴(と)じています。もちろん、個人情報は一切入れません。
参考までに、今まで使っていた綴じ手帳の記録をお目に掛けます。
字が汚いので、見せるのは今回限りです。


ハードカバーの綴じ手帳なので、ポシェットに入れても曲がったり折れたりしない堅牢さが好きでしたが、用紙が40枚(80ページ)しかないのと、構造上、並べ替えが出来ないのが不満で、いつかはシステム手帳に換えようと思っていました。

しかし、気に入ったスリムなバインダーが見つからなくて、この堅い表紙の手帳を数年で3冊ほど使って来ました。スマートさに欠けるというのもありますね。

今回、試しに一太郎で入力したページを印刷してみましたが、見やすい反面、入力に時間が掛かるのが難点。これは当たり前ですが。

あと、今気が付いたのですが、このスリムなバインダーは、用紙が30枚(60ページ)、無理しても40枚しか収納が出来ません。

これに対して、堅い綴じ手帳の厚さは5mmしかない。ポシェットに入れても邪魔にならない薄さです。しかも縦横の長さは16cm×9.5cm、重さは68gに対して、システム手帳のサイズは18cm×10.5cmと二回りも大きい。重さは138gと倍。

「世の中、両方いいことないよ」と河合隼雄も言っていましたから、諦めて、この際、スリムなシステム手帳に移行するのが気分転換にもなり、また違った意欲も沸いてくるのではないかと思いました。

以下は余談です。

初めて買ったバイブルサイズのシステム手帳は、リング径が25mmのもの。
Bindexシステム5(No.BA62-2)。税込み6,090円(本体5,800円)。色は茶。
バインデックスと読みます。帯には、能率手帳から生まれたシステムノート。
平成16年12月5日購入。今から7年ほど前のことです。

それから、ファイロファックスのバイブルサイズやA5サイズなど、数冊持っていましたが、すぐに飽きてしまい、友人に譲ったりしました。

でも最初に買ったものだけは記念に取ってあります。これは厚さが3cmもあり、縦横が19cm×13.5cm、重さは450gもあるので、持って歩くのも面倒です。この大きさですから、鞄に入れると、それだけで荷物になります。

結局、宝の持ち腐れで今日まで来ています。やはり手帳は軽くて小さいのが一番。これが今回の結論です。












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