前項「7万円の親指シフトキーボード」の続きです。
あれから机の中を探したら、出てきました。テンプレートとでも言うのでしょうか。キーの上にかぶせる枠です。
通常のPC-9801(OSはMS-DOS)のキーボードとして使う時は、キートップの文字とは違う字が出たり、違う機能となるため、これらを置く(かぶせる)ことにより、安心して、98用のキーボードとして使えます。(キーの手前に英字の刻印がある)
白いキーボード(SONYのボードPCの付属品)の上の枠は紙製。親指シフトキーボード(以下、親指君)にかぶせた方はプラスチック製です。こちらは親指君のワープロソフトのバージョンアップに伴い、ASCIIから送って来たもの。とにかく何でも捨てられない性格なので、24年前の、こんな枠まで取ってあります。
ところで、今回のタイトルですが、昨晩から徹夜で、もう一度NEC PC-9821Xsにディスプレイ代わりのテレビSHARP AQUOS(30インチ)、外付け1GBのHDD、そしてこの親指君を接続しました。
何のために? 親指シフトキーボードが今でも使えるか検証するためです。
眠くて写真を撮るのを忘れてしまいましたが、9821のWindows95上で動く「秀丸エディタ」を起動して、入力画面が出たので、早速、親指君のキーを叩いてみた。
あれっ? アルファベットしか出ない。そうそう。何かのスイッチを押さないとカナ文字が出ないんだった。よく見るとカタカナのキーと英字のキーが他のキーとは表面が違う。では、これを押してみよう。
おおっ、ちゃんとランプが付く! カタカナのランプが付いた状態で、試しにキーをうってみる。秀丸エディタの画面(写真は省略します)を見ると、「うしてけ」の字が見える。 やった~~!!!
申し遅れましてが、当時、PC-98シリーズ用のWindows95では、半角から全角の漢字変換モードにするには次のキー操作が必要だった。すなわち、CTRL+XFERの両キーを同時に押すこと。上の全角かな文字は、その漢字変換モードにした状態で出たもの。
では、半角モードの時にカタカナキーを押すと、JIS半角カナが出るだけ。これでは親指シフトキーボードを付けた甲斐がない。
アルファベットを出す時は、英字のキーを押すと、それのランプが付き、アルファベットの文字が画面に見える。いや、本当はカタカナのキーをもう一度押してランプが消えた状態でも同じように英字が打てる。
一応、これで親指君が今でも生きていることが判った。ちなみに、カタカナキーの下に半濁音のキーが見えるが、これは、どう使うんだっけ?
たとえば、「ぱ」の字を出す場合。キーボードの右手の人差し指の受け持ちが「は」のキー。左手の小指で半濁音キーを押すと同時に、右手の人差し指で「は」のキーを押すと、「ぱ」が出る。
「ぴ」の字を出す時は、左手の薬指で「ひ」を押すと同時に、右手の小指で右側にもある半濁音キーを押す。実際には、押すというより叩くと言った方が正確ですが。
ついでに濁音だが、前項にも書いたが、「じ」を出すには、タブキーの右側にある一段高くなった「親指シフトキー」と「し」のキーを同時に打鍵すると出る。
という具合に、濁音は片手で打てるが、半濁音は両手を使って打つのが基本。なんか説明文ばかりで退屈するでしょうが、本当は打っている手元を動画で見せるのが一番良い。
しかし、24年ぶりに打つ親指シフトキーボードは、もう、どの指がどのキーに対応しているか、ほとんど忘れてしまっている。それなので、お見せ出来ないのが残念だ。まぁ、ホームポジションのキーと濁音を打つ際の動作は、少し練習している間に、徐々に甦って来た。体が覚えているということなのだろう。
残念ながら、この親指君のケーブルはMS-DOS時代の、しかもNEC PC98シリーズというローカルなPC独自対応のみという代物。DOS/VのPCのキーボード規格でありPS/2とは全く違う形をしている。
ですから、親指君を現代のPCに接続するには1万円近い高価な変換アダプタを買う必要がある。そこまでして、この親指君を使う気持ちは今の私には無い。そんなお金があったら、少し足して1万5千円でUSBの親指シフトキーボードを買った方が良い。まぁ、懐が寂しいので今は買うのは無理だが。
(付記 この変換アダプタを買った人の記事がありました)
(同 まごの手本舗のGKA-98ATは販売終了。残念)
そういうことで、このレポートも、これでおしまい。親指君は墓の中まで持って行くことにしよう。 ウソ、ウソ。 誰か欲しい人が居たら、PC-9821Xsなどと一緒に譲っても良いです。でもプリンタは無いし、どうにも使い道がないよ。でかいから場所ふさぎになるし。
以下は余談です。
写真右側の「モニタ変換アダプタ」は頂き物。これはPC98のモニタ端子に一方を付け、他方にDOS/Vのモニタケーブルをつなげるためのもの。D-sub15pinオスとHD15pinメス。
左の「変換アダプタは」これもディスプレイ変換用ですが、端子がちょっと違う。D-sub15pinメスとHD-D-sub15pinオス。ちょうど右と反対の作り。
真ん中の上の黒いのは、上がPS/2キーボードのケーブルがささる部分(メス)で反対側がHD9pinメスになっている。どんなパソコンに使うのだろう?
その下のはD-sub9pinメスとD-sub25pinメス。用途は不明。これら以外にも、いろんなアダプタやケーブルがある。たとえば、RS-232C用とか、プリンタケーブルなど。
今では、もはや使い道が無いのにも関わらず、捨てられないのが性分とでももうしましょうか。これでも2年前に古いMS-DOS時代のパソコンやプリンタなど5台ずつ以上、処分したのだが。
次に捨てるのは、Windows2000搭載のタワーPCと余ったマザーボードなどの予定。その時は、この親指君やPC-9821Xs、それにケーブルやアダプタ類もまとめて一緒に「燃えないゴミ」に出すか。もちろん、パソコンは、そのままでは出せないので、中身をバラすことになるが。それも面倒くさいな~。
おおっ、ちゃんとランプが付く! カタカナのランプが付いた状態で、試しにキーをうってみる。秀丸エディタの画面(写真は省略します)を見ると、「うしてけ」の字が見える。 やった~~!!!
申し遅れましてが、当時、PC-98シリーズ用のWindows95では、半角から全角の漢字変換モードにするには次のキー操作が必要だった。すなわち、CTRL+XFERの両キーを同時に押すこと。上の全角かな文字は、その漢字変換モードにした状態で出たもの。
では、半角モードの時にカタカナキーを押すと、JIS半角カナが出るだけ。これでは親指シフトキーボードを付けた甲斐がない。
アルファベットを出す時は、英字のキーを押すと、それのランプが付き、アルファベットの文字が画面に見える。いや、本当はカタカナのキーをもう一度押してランプが消えた状態でも同じように英字が打てる。
一応、これで親指君が今でも生きていることが判った。ちなみに、カタカナキーの下に半濁音のキーが見えるが、これは、どう使うんだっけ?
たとえば、「ぱ」の字を出す場合。キーボードの右手の人差し指の受け持ちが「は」のキー。左手の小指で半濁音キーを押すと同時に、右手の人差し指で「は」のキーを押すと、「ぱ」が出る。
「ぴ」の字を出す時は、左手の薬指で「ひ」を押すと同時に、右手の小指で右側にもある半濁音キーを押す。実際には、押すというより叩くと言った方が正確ですが。
ついでに濁音だが、前項にも書いたが、「じ」を出すには、タブキーの右側にある一段高くなった「親指シフトキー」と「し」のキーを同時に打鍵すると出る。
という具合に、濁音は片手で打てるが、半濁音は両手を使って打つのが基本。なんか説明文ばかりで退屈するでしょうが、本当は打っている手元を動画で見せるのが一番良い。
しかし、24年ぶりに打つ親指シフトキーボードは、もう、どの指がどのキーに対応しているか、ほとんど忘れてしまっている。それなので、お見せ出来ないのが残念だ。まぁ、ホームポジションのキーと濁音を打つ際の動作は、少し練習している間に、徐々に甦って来た。体が覚えているということなのだろう。
残念ながら、この親指君のケーブルはMS-DOS時代の、しかもNEC PC98シリーズというローカルなPC独自対応のみという代物。DOS/VのPCのキーボード規格でありPS/2とは全く違う形をしている。
ですから、親指君を現代のPCに接続するには1万円近い高価な変換アダプタを買う必要がある。そこまでして、この親指君を使う気持ちは今の私には無い。そんなお金があったら、少し足して1万5千円でUSBの親指シフトキーボードを買った方が良い。まぁ、懐が寂しいので今は買うのは無理だが。
(付記 この変換アダプタを買った人の記事がありました)
(同 まごの手本舗のGKA-98ATは販売終了。残念)
そういうことで、このレポートも、これでおしまい。親指君は墓の中まで持って行くことにしよう。 ウソ、ウソ。 誰か欲しい人が居たら、PC-9821Xsなどと一緒に譲っても良いです。でもプリンタは無いし、どうにも使い道がないよ。でかいから場所ふさぎになるし。
以下は余談です。
写真右側の「モニタ変換アダプタ」は頂き物。これはPC98のモニタ端子に一方を付け、他方にDOS/Vのモニタケーブルをつなげるためのもの。D-sub15pinオスとHD15pinメス。
左の「変換アダプタは」これもディスプレイ変換用ですが、端子がちょっと違う。D-sub15pinメスとHD-D-sub15pinオス。ちょうど右と反対の作り。
真ん中の上の黒いのは、上がPS/2キーボードのケーブルがささる部分(メス)で反対側がHD9pinメスになっている。どんなパソコンに使うのだろう?
その下のはD-sub9pinメスとD-sub25pinメス。用途は不明。これら以外にも、いろんなアダプタやケーブルがある。たとえば、RS-232C用とか、プリンタケーブルなど。
今では、もはや使い道が無いのにも関わらず、捨てられないのが性分とでももうしましょうか。これでも2年前に古いMS-DOS時代のパソコンやプリンタなど5台ずつ以上、処分したのだが。
次に捨てるのは、Windows2000搭載のタワーPCと余ったマザーボードなどの予定。その時は、この親指君やPC-9821Xs、それにケーブルやアダプタ類もまとめて一緒に「燃えないゴミ」に出すか。もちろん、パソコンは、そのままでは出せないので、中身をバラすことになるが。それも面倒くさいな~。
「変換アダプタ」のネット検索で辿り着きました。教えて君で申し訳ございません。当方は「NEC PC-9801FA」を現役で使っている者なのですが、予備のモニターが壊れまして急遽、使えるモニターを探しているんです。ですが、ツクモ電気のDOSを担当している方でも『古過ぎて無理です』と言われほとほと困っています。現在入手可能は液晶モニターを変換アダプタで2列15ピンから3列15ピンにすれば「NEC PC-9801FA」に使えるのでしょうか?お時間が有るときで良いので教えてください。よろしくお願いします。
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