藤原嗚呼子『きまじめ姫と文房具王子』第2巻 小学館
2018/10/17 初版第1刷発行 定価591円+税
ビッグコミックス スピリッツ
新刊で買った。奥付には次のようにあった。
「月刊スピリッツ」'18年2月号~6月号、8月号~10月号掲載作品
この漫画家の作品は、これが初めて。
話は前後するが、購入前。ビニールが掛かっているので、中が読めない。
そこでレンタルビデオコーナーに行き、レンタルコミックで
第1巻を借りて最初の2回分(万年筆がテーマ)を読んだ。
文房具愛にあふれた内容で絵も上手い。1・2巻とも買うことにした。
こちらの奥付は次のとおり。
「月刊スピリッツ」'17年5月号~12月号掲載作品
巻頭の扉の絵は、万年筆のキャップが左にあり、右手に持った万年筆で
字を書いていた。「きまじめ姫と」(改行)「文房具王子」。
親指の付け根の辺りに、丸いスタンプが押してある。
第1巻の目次は次のとおり。
(そのページの絵は、ペリカンのインク瓶、インク吸い取り器、ガラスペン)
第1話 万年筆 #1
第2話 万年筆 #2
第3話 消しゴム
第4話 修正液
第5話 ノート #1
第6話 ノート #2
第7話 付箋
第8話 筆箱
第1話では、いきなりペリカンのビンテージ万年筆が出て来る。
天冠には親ペリカンと子が4羽のエンブレム。
主人公の姫路かの子が大学の恩師から、この万年筆をもらうシーンから始まる。
主人公は、それまで一度も万年筆を持たないで来た人のようだ。
姫路は京都の大学の講師として大学を訪れる。
彼女の研究室は男性講師・蜂谷皐月と共同で使う部屋だった。
彼は超文房具マニアと知る。
5・6話では、彼女がノートに万年筆で書いた。その翌日ノートを見たら
インクがにじんで、裏抜けしていた。そこで同室の蜂谷皐月に相談。
万年筆で書くためのノートを探す話。
カバーを外すと、本の表紙と裏表紙に様々な文房具が描かれてある。
万年筆が3本のうち、LAMY サファリの白軸が。
ノートや消しゴム、ペンケース、修正テープなど。
第2巻の目次。
第9話 万年筆と歴史
第10話 カッター #1
第11話 カッター #2
第12話 児童文具 #1
第13話 児童文具 #2
第14話 デジタル文具
第15話 ブックカバー
第16話 アイデア文具コンテスト
こちらのカバーも外すと、鉛筆、カッター、サクラクレパス、
モレスキンの手帳、しおり、マスキング・テープなど。
余談ですが、家の中にマンガが2千冊以上ある。
文房具マンガは初めてだ。月刊スピリッツの11月号は
まだ書店にあるのだろうか。
購読中のマンガ雑誌は集英社の月刊ウルトラジャンプ。
荒木飛呂彦「ジョジョリオン」の連載を読むため。
それ以外の掲載マンガは見たことも無い。
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