2018年10月1日月曜日

万年筆用インクの棚卸し その1

去年(2017年)の1月から今年(2018年)の9月末までに
収集した万年筆用のインク瓶(びん)が80本を超えました。

今日は10月1日。月も変わったので、この辺りで
メーカー別にインク瓶を整理してみることにしました。
故にタイトルに棚卸(たなおろ)しと付けました。

※参考資料
「趣味の文具箱」vol.47 木世(エイ)出版社 2018/9/20 定価1500円+税
 特集 万年筆インクの知りたいこと
 p.42-47 全国ショップオリジナルインクカタログ

昨日までは適当に箱に詰めたままで、内訳が不明でした。

整理のコツは一旦、箱から全部取り出して、棚に並べてみることです。
やってみます。とりあえず、箱に入ったままで。

数が多いので日本の3大メーカー(プラチナ、セーラー、パイロット)から。
1番下から数えて3段目がプラチナ。次の4・5段がセーラー。
6~8段目がパイロット。
木製8段の棚は、高さ177cm、横幅70cm、奥行き30cm。
下の2段は万年筆を入れたペンケース。最下段は4段、その上は3段です。

下から3段目のプラチナのMIXABLE INKだけ、箱から出してみました。
これは箱の印刷が全部同じなので、インクの色が分かりにくいためです。

ではメーカー別に詳しく見て行きましょう。カッコ内の数字は在庫の合計数。

1.プラチナ万年筆のインク(9本)
(上の段はセーラー。後で説明します)
下の段がプラチナのMIXABLE INK(ミクサブル・インク、全9色)が合計9本。

右の大きい3本は容量が60ml(ミリリットル)で定価1200円+税。
内訳は #55 Aurora Blue(オーロラ・ブルー)、#57Aqua Blue(アクア・ブルー)、#1 Smoke Black(スモーク・ブラック)。この3色は基本色。

左隣の6本は容量が20mlで定価1000円+税と割高になっています。
内訳は #11 Frame Red(フレイム・レッド)、#30 Sunny Yellow(サニー・イエロー)、
#41 Leaf Green(リーフ・グリーン)。この3色も基本色。

残りの3本は基本色を調色(混色)して新たに作った色です。
ミリタリー・グリーン、チョコレート・ブラウン(この2つは私が命名)、
翠風色(すいふういろ)。これら3色のレシピは次のブログの末尾で解説。
 <プラチナ万年筆プロシオンをお迎え

最後に左端の水色の箱に「インク色が変えられます」と書いてあるのは
万年筆インク調合キット」定価1200円+税です。
基本色でまだ買っていないのが3本。

2.セーラー万年筆のインク(19本)
次の写真に箱から出したビンと、その後ろに箱を置いてあります。
上の段の左側から説明します。
(1)水性染料 ジェントルインク BK(ブラック)50ml 定価1000円+税
(2)水性顔料 ナノインク極黒(きわぐろ)50ml 定価2000円+税
(3)水性顔料 ナノインク青墨(せいぼく)50ml 定価2000円+税

隣を飛ばして下の段に行きます。青墨はダブリです。
(4)水性染料 四季織 若鶯(わかうぐいす)20ml 定価1000円+税
(5)水性染料 四季織 土用(どよう)20ml 定価1000円+税
(6)水性染料 四季織 雪明(ゆきあかり)20ml 定価1000円+税

(7)水性顔料 ストーリア ライオン(ライトブラウン)定価1500円+税

下の段の右の5本は製造元はセーラーですが、発売元は違います。
北斗市の石田文具オリジナル全8色の内の5色。50ml、定価2000円+税
(8)函館八幡坂ブルー、(9)函館トワイライトブルー、(10)函館山(グリーン)
(11)函館カレー(ブラウン)(12)ほっきーるーじゅ(朱色)
12番だけ北斗市の地元キャラ「ずーしーほっきー」にちなんでいます。

上の段に戻ります。やはり製造元がセーラーのボトルインク 各50ml。

次の2つは神戸のナガサワ文具センターのオリジナル。
(13)Kobe INK物語 岡本ピンク
(14)Kobe INK物語 六甲アイランドスカイ(ブルー)

(15)キングダムノート 野鳥シリーズ ルリカケス 定価2000円+税

(16)函館蔦屋書店 Berry(ベリー、(暗めのレッド)) 定価2000円+税
同店では5種類出していたが、今の在庫は3種類(Berry、Sun、Cloud)。

(17)ブングボックス NOSTARGIA(ノスタルジア)定価3000円+税
 セピア色のインクです。

最後に棚に置くのを忘れた(18)の蒼墨(そうぼく)の写真を。
(後ろの本は、SF作家・光瀬龍の文庫本など)
(18)水性顔料 蒼墨(そうぼく)50ml 定価2000円+税
2018年の新製品。セーラーの丸型の50mlビンにはインクリザーバーが
付いていたのだが、今年からビンの形が角型になり、インクリザーバーは別売に。
仕方が無いので、定価500円+税のインクリザーバーを買った。真ん中の透明なの。
右の列はインクカートリッジ。ちょっと見えづらいので拡大します。
メルカリで万年筆を買ったら、おまけに付けてくれたもの。

長くなったので、稿を改めます。次回はパイロットのインク。

以下はおまけ。
下の段、万年筆を入れるペンケース。メルカリで入手。送料込4800円。
万年筆20本入れトレー>で紹介。

ガラスのふたを開けると10本入れになっています。
その下に引き出しが1段あります。合計20本入れ。

仕切りが革製で幅に余裕があるので、細い万年筆だと
一区画に2本入ります。(最大40本入る計算)

これもメルカリで送料込3000円で買ったもの。元々は色鉛筆が入っていた。
70本以上あったが、絵を描く趣味は無いので、取り出して缶にしまった。

引き出しが3段あるが、高さに余裕がないので、太い万年筆は
上のガラスふたの方に入れてある。例えば中華万年筆のBAOERとか。
雑誌の付録万年筆は大抵、細軸なので、引き出しの方で間に合う。

余談ですが、台風24号が10月1日の正午に北海道の東側の
太平洋へと抜けて温帯低気圧に変わったとNHKニュースで
見ました。

函館は幸い、強風も無かったようです。自宅の窓から午前11時32分頃。

西の方角を向いて空を撮りました。曇り空に陽が差して来ました。
夕方から雨。明日の朝まで続くようだ。

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