筆圧測定担当のPilotの職員と雑談をしました。
Pilot カスタム万年筆のペン先「フォルカン(FA)」と「ポスティング(PO)」を
勧められました。
FAは持ち方で字幅が変化する「毛筆の筆跡」。POは帳簿用の極細字。
次にPilotの万年筆用のインク全般(主に色彩雫)が弱アルカリ性であること。
(純正ブルーブラックと同ブルーは中性)このインクと紙との相性について
お話を伺いました。外国製の紙は、酸性のインクに合わせて作っているので
Pilotのインクだと滲(にじ)んだり裏抜けすることがあるとのこと。
参考までに、フランス製の綴じノートを例に取る。消費税が5%の頃。
Oxford international NOTEBOOK 80枚綴り A5サイズ 税込840円
ミシン目があるので、切り離してシステム手帳に綴じることが可能。
中身は次のとおり。表紙は厚さ1mm近い硬い紙製。リングノートなので
開くと平らになる。この方眼ノートのAmazonでの購入価格は1400円+
送料330円。購入日は2017/1/14。
さほど滲(にじ)んでは居ないが、裏抜けする。次は裏ページ。
日経トレンディ付録万年筆で書いたところが、かなり裏抜けしている。
ペン先は<B>太字と言っても良い太い字だ。
それ以外の中字や細字で書いた部分も若干、裏抜け。透けて見える。
ちなみに同じメーカーのリングノート(A5、横罫)とNOTEPAD(A5)も
上同様、一冊ずつ持っている。Amazonで購入。A5は980円+送料198円。
ノートパッドは480円+送料515円。今は入手困難。
このOXFORD(オックスフォード)INTERNATIONALシリーズのノートは
「趣味の文具箱」vol.20(2011/8/20)のp.76に紹介されていました。
このムックの中古本を去年(2017年)入手して、その存在を知りました。
幸い、Amazonで3種類を各1冊、購入するに至りました。
「趣味の文具箱」のタイトル一覧を記入するのに使っています。残念ながら裏抜けするので、別な用紙に書き直す予定です。
このOXFORDノートの用紙は表だけ使うのが良いと思います。
上段に見出し、左列に項目欄があるのが便利ですね。
2011年現在はフランスのHAMERIN社で製造・販売されているとのこと。
同vol.20のp.70-71にmarumanのBoston Noteの記事があります。
見出しは次のとおり。
「発売30年超のノートが万年筆に最適な用紙でリニューアル」
1977年に発売のリングノート。サイズはA4、B5、A5、A6の4種類。
このノートは5冊に名入れ(old-sf-fan)してもらいました。A5、8mm横罫。
購入先はAmazonです。去年、函館蔦屋書店にも数冊置いてありましたが
どうやら終売(製造停止)のようです。
つるつるの紙で万年筆インクの乗りも良く、裏抜けもないので大変
気に入っていましたが、A5:8mm 横罫 22行 65枚で1000円+税と
値段が高いことから、あまり売れなかったのでしょうね。残念です。
私は万年筆やインクについての情報をまとめて書くのに次の用紙を
使っています。LIFE(ライフ)NOBLE REFIL。A5サイズ 6穴の
システム手帳用のリフィル(用紙)100枚 5mm方眼 クリーム色。700円+税。
去年1冊買いましたが、10月27日に石田文具で5冊注文しました。
(最低発注数が5冊と言われたので)
このリフィルの8mm 横罫もありますが、5mm方眼の方が使いやすい。
にじみも裏抜けもないので気に入っています。クリーム色は目に優しいし。
付記
エプソンのスキャナー GT-9300UFをUSB接続して、画像の読み取りを
行っています。ガラス面に丸い跡(あと)が残り、これを消せないので
お見苦しい点をお詫びします。
0 件のコメント:
コメントを投稿